高野由里工場用地(ジュンテンドー西舞鶴モール北側)に、アイリスオーヤマ株式会社(本社:宮城県仙台市)の飲料水工場の進出が決まりました。
今回の進出は、新たな産業・雇用の創出など地域経済の活性化はもちろんのこと、古くから地域で親しまれてきた「真名井の清水」を利用した製品が、国内外の多くの人に親しまれ、地域の誇りにつながっていくものと大きな期待を寄せています。
■立地協定の締結
関西初の飲料水の生産・物流拠点となる「アイリスオーヤマ舞鶴工場」の立地にあたり、10月17日、アイリスオーヤマ株式会社代表取締役社長大山晃弘氏と鴨田舞鶴市長との間で「真名井の清水」の持続可能な利用など工場立地に伴う周辺住民や環境保全への配慮、地域経済の振興を目的とした地元からの優先雇用のほか、工場建設と操業時の地元企業の活用に関する内容を定めた立地協定を締結しました。
■防災協定の締結
今回の工場立地決定に合わせて、災害発生時の支援体制強化を目的にアイリスオーヤマ株式会社と舞鶴市との間で防災協定も締結しました。
災害発生時には同社が扱う多種多様な製品の中から、作業用品、日用品、食品、冷暖房器具、家電製品、トイレ用品など必要な物資の供給による支援が行われます。
また、第八管区海上保安本部、海上自衛隊舞鶴地方隊、京都府ともそれぞれ締結されました。
■工場の概要
所在地:舞鶴市字高野由里小字石ヶ坪96番
投資額:140億円
生産品目(予定):ペットボトル入り天然水、炭酸水
新規雇用人数:約80人
竣工日(予定):令和8年半ば
敷地面積:52,713平方メートル
担当:産業活力課
<この記事についてアンケートにご協力ください。>