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自治体の皆さまへ

こんにちは!地域おこし協力隊です!

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京都府舞鶴市

地域おこし協力隊とは、地域活動に意欲がある人に都市部から移住してもらい、地域の課題解決に取り組んでもらう制度のことです。
現在、本市で活動している協力隊員は2人。令和4年10月から活動している原田翔太さんと、今年4月から活動をスタートした藤田真奈さんです。
2人は、それぞれがこれまで経験したことを生かした「地域おこし」に挑戦し、少しずつそれぞれの形で舞鶴の未来を作ろうとしています。

■地域おこし協力隊 since 2022
原田さん活動の歩み

広島県出身の原田翔太さん。京都大学農学部を卒業後、大手自動車メーカーで車体設計に携わっていましたが、長女誕生をきっかけに、妻の実家のある京都府北部に移住を検討し、舞鶴に移住を決意。令和4年10月に隊員に就任しました。
見ず知らずの土地に飛び込んでのスタートでしたが、地域を飛び回るなかで、舞鶴ならではの課題やニーズを発見。「移住・定住の促進」と「中高生のふるさと教育」をテーマに活動し、移住者同士の交流会や市内企業の新入社員を集めた研修を企画したり、中学・高校生と大人が交流するための居場所づくりに取り組んだりし、精力的に活動を進めてきました。
今月で活動開始から1年半が経ちました。隊員の任期は最長3年のため、折り返しを迎えたことになります。「地域の皆さんに応援してもらえたおかげで、ここまでこられた」と話す原田さんに、これまでの活動の歩みを振り返ってもらいました。

◇2022.10
地域おこし協力隊に就任。
長女の誕生をきっかけに「人とのつながりが深い場所で子育てをしたい」と舞鶴市へ移住。イベントに参加したり、あいさつ回りをしたりして皆さんからニーズを聞き出すなか、舞鶴市で取り組むべき課題が見えてきました。

◇2022.12
高校で授業に参加。
「学生と一緒に何か活動したい」と、市内の高校へ相談したところ「総合的な探究の時間」への参加を提案してもらいました。海洋プラスチック問題について考えたり、一緒にカフェを開いたりして、中学・高校生らと交流を深めています。現在は市内5校を、各校週1回のペースで回っています。

◇2023.3
移住者交流会を開催。
市外から移住した人同士で親睦を深め、地域とのつながりを持ってもらおうと、移住者同士の交流会を企画。年齢や体力の差にかかわらず楽しめるスポーツや、ボードゲームの大会を開催。子育て世代も多く参加し、大いに盛り上がりました。

◇2023.5
舞鶴同期会をスタート。
3月の「移住者交流会」に引き続き、市内企業に入社した新入社員同士が交流し、スキルアップを目指す「舞鶴同期会」をスタートしました。計8回の同期会を通じ、9社から集まった17人が会社の垣根を越えて学び、互いを高め合いました。UターンやIターン者が多く、参加者からは「ゆかりのない土地に不安があったが、友人ができてうれしい」という声をもらいました。

西舞鶴駅に高校生向けの自習室をオープン。
「駅周辺に居場所がほしい」という意見を高校生から聞いたことをきっかけに、西駅交流センター内にテスト期間限定で自習室をオープンしました。利用を呼びかけたところ「総合的な探究の時間」などで日頃から高校生と交流していたこともあり、初日から25人が利用してくれました。

◇2023.10
「KATARIBA」の4月オープンに向けスタートを切る。
西舞鶴駅西側のビルの一室に今年4月、日星高校教諭の髙田さんと共に、中学・高校生と社会人が交流できるスペース「KATARIBA」をオープンすることにしました。家庭や学校外で大人と知り合う機会を持ってもらい、将来のUターンにつなげるのが目的。オープンに向けたDIYイベントに協力してくれる人を募っていたところ、計8回のイベントに高校生延べ50人を含む延べ115人が駆け付けてくれ、これまでの活動が実を結んだことに喜びを感じました。

◇2024.4
活動開始から1年半。
いよいよ折り返し地点。これまで積み上げてきた活動が今後も続くよう、運営のあり方などを模索していきます。

■初めまして!新人地域おこし協力隊です!
本市の地域おこし協力隊に、埼玉県出身の藤田真奈さんが新たに加わりました。今月から舞鶴市に拠点を移し、隊員としての活動をスタートさせます。「まずは皆さんに顔を覚えてもらいたい」と新天地での出会いを心待ちにしている藤田さん。自己紹介も兼ねて、協力隊に応募した理由、今後の目標などについて、教えてもらいました。

Q なぜ舞鶴に?
A 直感です!昨年9月、大学時代の友人に会うために初めて舞鶴を訪れ、数日間にわたって市内を案内してもらいました。豊かな自然や海産物、皆さんの温かい人柄に触れ、実家に帰ったその日に「舞鶴に移住したい」と家族に伝えました。

Q なぜ地域おこし協力隊に応募を?
A 「舞鶴に移住したい」という思いはありましたが、自分に何ができるか、答えは出ていませんでした。そんなとき、昨年10月に東京で開かれた舞鶴市主催のイベントで地域おこし協力隊が募集されること知り、自分の経験が生かされる可能性を感じ、応募を決めました。隊員をしている友人もいて、やりがいのある仕事だと感じていました。

Q 隊員として、どんな活動をしたいですか?
A まずは写真を通じて舞鶴の魅力を発信したいです!よそ者だからこそ気付ける、舞鶴の魅力がたくさんあると思います。自分の視点で切り取った写真を発信し「舞鶴に住んでみたい」と思う人を1人でも多く増やしたいです。

Q 皆さんに一言お願いします!
A まずは皆さんと関わる中で自分のことを知っていただきながら、舞鶴の魅力をもっと発見するのが目標です!まちなかでもし私を見かけたら、ぜひ声をかけていただき「舞鶴のこんな良いところあるよ!」と教えてください!

担当:ふるさと応援課

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