8月10日・11日、総合文化会館で日本を代表する声優やアーティストによる朗読劇READING WORLD ユネスコ世界記憶遺産 舞鶴への生還「約束の果て」が行われました。会場には、市内外から約6,000人と多くの来場者がありました。また、10日は終演後に出演者を引揚記念館に招き、高校生、大学生の学生語り部の案内のもと、館内を見学されました。
■主演を務められた緑川さんからのコメント
引き揚げがテーマという事で、身が引き締まる想いでした。これは語り継いでいかなければならない事ですからね。引揚記念館の方にも足を運ばせていただきましたが、朗読劇を踏まえると、とても興味深く拝見する事ができました。そういった意味で、今回の朗読劇は本当に有意義なものだったんだなと思います。少しでも多くの方に触れて頂きたいので、機会があれば是非再演したいですね。
青二プロダクション所属 声優 緑川 光 さん
■朗読劇の世界観とコラボ
現在開催している引揚記念館の企画展では、朗読劇の舞台となったシベリアの抑留地から、日本で帰りを待つ家族のもとへ宛てられた俘虜(ふりょ)用郵便葉書(はがき)の実物資料などを展示しています。当時に思いをはせながら、ご覧ください。
開催期間:10月20日(日)まで(水曜日は休館)
問い合わせ先:同館
【電話】68-0836
担当:観光振興課、引揚記念館
<この記事についてアンケートにご協力ください。>