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改革の先に見えるもの 変わる舞鶴市

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京都府舞鶴市

舞鶴市では、令和5年度から改革推進課を設置し、所管課と協議しながら業務改善や職場環境の見直しなどを実施しています。業務改善により、効率的・効果的な事務の執行を行い、時代に合った市民サービスを提供できる市役所づくりを目指しています。また、職場環境を見直すことにより、職員のワークライフバランス(仕事と生活の調和)を図り、職員が仕事にやりがいや充実感を持ちながら働き、仕事上の役割を果たすとともに、家庭や地域生活などにおいても活躍できる職員を増やしていきたいと考えています。
さらに、地域の課題は地域の声にあるとの考えのもと「市民との対話」を開催。市民とともに地域課題の解決や活力あるまちづくりを進める職員を育てていきたいと考えています。

■市役所改革によって生まれること
◇業務の効率化・最適化
職員が時代や市民ニーズに応じた事業に集中できる

◇市民と対話をする
まちの現状を把握し、市民の思いを形にできる

◇職員の時間外の業務を減らす
市民として活動できる時間が増える

■もっと便利に簡単に
~手続きの「簡素化・オンライン申請」「キャッシュレス」を進めます~
市役所に来なくても申請などの手続きができるよう、業務のデジタル化に取り組んでいます。
既に、住民票などのコンビニ交付や認可保育所・認定こども園(2号・3号認定)の入所申請がオンラインで可能になっています。他の手続きについてもオンライン申請が可能となるように取り組みを広げていきます。
また、公共施設予約システムのリニューアルを予定しており、手続きがこれまでより簡単になり、キャッシュレス支払いができるようになります。

■対話を通じてより身近に
昨年度から実施している市長を交えた対話集会。昨年は計8回開催し、各テーマについて市民の熱い思いを聞くことができました。その参加者の中には、自分以外の思いを知ることによって、さまざまな場所で新たに動き出している人もいます。

◇日星高校が制服にパーカーを導入
昨年の対話集会のテーマの1つ「性の多様性を考える」に日星高等学校の生徒会が参加。生徒自らが制服の在り方を考え、性別を問わないパーカーの導入を提案し、今冬からの導入が実現しました。

生徒にインタビュー
日星高等学校3年坂本大地さん
対話集会に参加して、男女関係なく着ることができるような制服になればいいなと思い、生徒会のみんなでさまざまなデザインを考えました。たくさんの人に着てもらいたいなと思います。

◇産前・産後サポート部会の設置
昨年の対話集会をはじめ、産前・産後の課題についての意見が多数あったことから、子ども・若者支援会議内に新たに産前・産後サポート部会を設置。市内の福祉、医療の各機関が集まり、これからの産前・産後支援の取り組みの方向性や、適切な役割分担による支援体制のあり方について、話し合いを始めました。

◇今年もやります!対話集会
今年は8月18日に「こどもたちのための教育環境」をテーマとした第1回目の対話集会を、市長を交え、三笠小学校で実施しました。今後は「子育て」「市民活動」「田舎暮らし」「看護師」などをテーマとした対話集会を計画しています。詳細は、決まり次第お知らせします。

■地域に飛び出す職員
~職員と考える舞鶴の未来~

◇若手と考える舞鶴の未来
普段の業務の中でも地域の人たちと対話し、まちの現状や願いを理解し、まちの未来について考えられる職員を増やすため、「舞鶴の未来を考えるワークショップ」の開催や「プロジェクトチーム」を立ち上げるなど、若手職員が市民の皆さんとともにまちを元気にする仕掛けづくりの検討を行います。

◇働きやすい職場環境を目指して
職員が市民に役立つ仕事に集中できるようTOPPAN株式会社と連携し、業務を体系的に整理し、デジタル化やアウトソーシングを進めていこうとしています。
また、職員が安心して働ける職場環境をつくり、新たな職員の確保や既存職員のモチベーションを向上させるため、時差出勤やカスタマーハラスメント対策などの検討を行っています。

担当:改革推進課

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