長岡京★Nowすてきな「まちの話題」みつけたっ!

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■地元の歴史を知る機会に　歴史講演会
長岡天満宮で6月17日、「江戸時代の旅と名所と乙訓」をテーマに講演会が開催されました。本イベントは、市文化財保存活用地域計画のキックオフ事業として実施。歴史地理学の研究者・谷崎友紀さんが、歴史資料を基に当時の乙訓の様子を解説しました。会場である長岡天満宮は、当時から花の名所として旅人が訪れたそう。参加者は「地元の歴史は興味深く、より愛着が湧いた」と話していました。

■クラシックを身近に　秋川さんの歌声が響く
文化庁京都移転を記念して、「千の風になってコンサート」が6月27日、長岡京記念文化会館で開催されました。テノール歌手の秋川雅史さんがクラシックの名曲や代表曲「千の風になって」などを披露。曲間には音楽の歴史や偉人の逸話をユーモラスに話し、参加者は楽しみながらクラシック音楽への理解を深めました。ピアノの生伴奏に合わせて響き渡るマイク無しの圧巻の歌声に、会場は大きな拍手に包まれました。

■平和を祈り　命の尊さを後世へ伝える
1945年に乙訓地域で唯一の空襲、神足空襲があった7月19日。この日を前に15日、市内で平和フォーラムが開かれました。JR長岡京駅東口の平和祈念碑で行われた献花式では、開田保育所の園児が手作りの折り鶴を奉納。中央公民館では「平和への祈りを込めて」をテーマにした講演会や戦時中の料理の試食、パネル展示が。参加者は戦争の歴史を学び、平和への理解を深めていました。

■思い出の詰まった校舎に感謝を込めて
老朽化のため建て替え工事が行われる向日が丘支援学校で、児童生徒が壁画制作に取り組みました。役目を終える校舎に絵を描くことで、感謝の気持ちを表現。春からの1学期の間で、校舎のいろいろな場所が鮮やかに彩られました。中学部3年生の則島裕樹(のりしまゆうき)さんは「どこにどんな絵を描くか、みんなで話し合って決めた。後悔なく描くことができた」とみんなで自主的に取り組んだ様子を話してくれました。
*壁画の見学はできませんが、一部はYouTubeで公開中です。

■まちの姿
人口82,173人/世帯数37,687世帯(7月1日現在)