長岡京市のことが大好きな市民ライターが、市内できらりと輝く、ステキなひと・もの・ことを紹介するコーナーです。今回は、「とりこぼし」のない支援に向けて活動を続ける“きらりさん”を紹介します♪
【今月の担当】岡松沙和香(おかまつさやか)
6歳年長の男の子を子育て中です。一緒に学んで成長しようと日々挑戦中。
■vol.16 若者が自分らしく生きられるように止まり木となって支えていく
今月のきらりさん 篠田 優美(しのだゆみ)さん
「自分が自分でいいんだと思える、安心してのびのび育てる場所、人を増やしたい」と話してくれた篠田さん。イタリア語で“幸せな”という意味の言葉“フェリーチェ”という団体で、若者の居場所づくりをしています。特別な施設ではなく、そこに関わる人、空気感全てで包み込んでくれる。そんな場所がもっと当たり前にまちにあってほしいとの思いで活動しています。
ご自身も、お子さんの小児がん治療、不登校を経て人や社会とのつながりの大切さを感じていました。当時は、SNSもなく、困り事があっても情報を得る手段が少なく、家族同士の交流の場を見つけるのも大変だった。せっかくできたつながりも、対象年齢外になることで途切れてしまうのはもったいない。ならば作ろう!とフェリーチェを立ち上げたそうです。
「とりこぼさない支援を考えるプラットフォーム」のコアメンバーとしても活躍中です。交流会は堅苦しいものではなく、「井戸端会議のように気軽に発言していいんだという安心感が大切」と難しい制度の概要をミニ劇にするなど工夫しています。交流会をきっかけに、他組織とのコラボレーションが行われることもあるのだとか。「福祉関連だけでなく、教育や子どもに関わる人、当事者である若者も参加できるような仕組みになるといい」と終始優しい笑顔で話してくれました。
■きらりさんのオススメ店
篠田さんに、市内のオススメのお店を聞きました!
○開田2丁目の駄菓子屋
昔懐かしい駄菓子がずらりと並ぶ店内は、子どもたちでにぎわっています。「乙訓もも」さんの活動拠点でもあり、ひきこもり状態にある人やご家族からの相談にも対応してくれます。
開田2丁目14-9
【電話】952-2800
(火)~(金)…午後1時~5時
(土)…午前11時~午後5時
((月)定休、当面の間(日)も休み)
○お店からのプレゼント
「500円分の駄菓子袋詰め」
お買い物は長岡京市で
ーまちのお店を応援しようー
<この記事についてアンケートにご協力ください。>