文字サイズ
自治体の皆さまへ

ボクらの学びの多様なカタチ

1/37

京都府長岡京市

市内に3校ある高校。それぞれの学校が特色を生かし、魅力ある取り組みで学びを深めています。「長岡京市で学ぶ子どもたち」の姿。ほんの一部ですが、ご紹介します。

■求められる高校の特⾊化・魅⼒化
社会変化や生徒ニーズの多様化に伴い、高校の特色や魅力の向上が求められています。文部科学省は、新しい時代の高校教育の在り方について議論を進めてきており、高校の特色化・魅力化を進めるための方向性として「地域や企業などの関係機関と連携・協働すること」を示しました。
さて、市内の高校ではどのような取り組みが行われているのでしょうか。

[memo]
市内には、京都府立の乙訓高校と西乙訓高校、私立の立命館高校の、3つの高校があります。いずれも市の南部に位置しており、さまざまな地域から生徒たちが通学しています。

●乙訓高校
昭和39年4月に開校。普通科と、府内唯一の体育系専門学科「スポーツ健康科学科」があり、市内外から約720人が通っています。文部科学省が実施する「令和6年度高等学校DX加速化推進事業」の採択校です。

○AI甲子園出場目指し 探究的な学びを実践
関西で初めて、「AI甲子園inやまがた」にエントリー。同校と株式会社村田製作所、長岡京市が連携し、出場を目指しています。AIに関する先進技術やデータサイエンスを学び、データを使った課題解決の実習に取り組むことで、実践に生かす力を培っています。

○乙訓高等学校
〒617-0843 友岡1-1-1
【電話】951-1008【FAX】951-6701

●西乙訓高校
昭和59年4月に開校。ユネスコの理想を実現するため、平和や国際的な連携を実践する「ユネスコスクール」として認定を受けています。京都府の調査で、令和6年10月現在「府内で一番国際交流をしている学校」に。

○豊かな国際感覚を身に付け 新時代を生き抜く
国際教育を実践する普通科がある同校。国際教育や英語教育に力を入れています。昨年10月にはシンガポールの高校生を、今年の1月には韓国の高校生を招いた交流活動を実施。小学生との英語合同授業を毎年行うなど、グローバル化を支える人材の育成に取り組んでいます。

○西乙訓高等学校
〒617-0845 下海印寺西明寺41
【電話】955-2210【FAX】955-2209

●立命館高校
明治38年に開校し、平成26年9月に京都市伏見区から移転。中学校が併設されていて、今年で創立120年を迎えます。文部科学省が「スーパーサイエンスハイスクール」の制度を始めた当初から指定を受けている、全国唯一の私学です。

○探究心を育み 新たな未来を切り開く
「探究力の育成」に力を入れている同校では、1年生が長岡京市をテーマとした課題研究に取り組みます。今年度は、生徒たちがデータ収集やフィールドワークを通して、それぞれのテーマについてグループごとに研究成果をまとめ、発表しました。

○立命館中学校・高等学校
〒617-8577 調子1-1-1
【電話】323-7111【FAX】323-7123

問合せ:広報発信課 広報戦略担当
【電話】955-9660【FAX】955-9703

■生徒の学び続ける力を育てるために
京都府教育委員会としても力を入れる、魅力ある高校づくり。京都府教育庁指導部高校教育課長の水口博史(みずくちひろし)さんに、話を聞きました。

京都府教育委員会では、子どもたちの学びを支え、未来に向けての可能性を広げていくため、次のような取り組みを進めています。
「海外探Q留学」
制度の創設自分自身で行き先や目的、内容を計画し、探究活動に取り組む「海外探Q留学」制度を新たに創設。
「学びのWEBラボ」の創設
異なる学校の同じ興味・関心を持つ生徒同士がオンライン上で学び合うことができる、新たな学びの場「WEBラボ」を創設。
今後も、すべての生徒が夢や希望を持ち、未来に向かっていきいきと学ぶことができる高校を目指し、府立高校の魅力化を推進します。

問合せ:京都府総務企画課 企画広報係
【電話】414-5710【FAX】414-5752

<この記事についてアンケートにご協力ください。>

〒107-0052 東京都港区赤坂2丁目9番11号 オリックス赤坂2丁目ビル

市区町村の広報紙をネットやスマホで マイ広報紙

MENU