町の取組や出来を紹介! みやきプラスvol.9

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■「スポーツによるまちづくり」が運ぶ未来
町長　岡　毅

6月議会において、多目的人工芝グラウンドの関連予算を可決して頂きました。改めて身が引き締まる思いです。なぜなら今からが本番だからです。
そもそも私が町長となり「女子サッカー事業」を前町政から引き継ごうと決断した理由は、チームでお預かりしている選手を放り出す訳にはいかない、という義務感だけではありません。「女子サッカー事業」を「スポーツによるまちづくり」という幅広い事業へ仕上げることができたならば、単に「スポーツ振興」だけでなく、「健康増進」「まちづくり」「経済対策」「観光振興」「雇用対策」「男女共同参画」そして「まちのブランディング」が推進できると判断したからです。
女子サッカーでまず皆さんに感じてほしいのは、まだまだ女性の活躍する場が男性と比べて限られているという社会の実態です。サッカーがしたい女の子は、中学校に上がるとサッカーをする場がほとんどありません。まずは人気スポーツから積極的に社会環境を変えていこうというのが、「女子サッカー事業」の目的の1つです。
その過程で、障がい者スポーツを含めた様々なスポーツや、文化芸術も包括して盛り上げていくことで、町全体の「健康増進」「経済対策」「雇用対策」等に繋げていく構想です。
同時に「女子サッカー」自体が自立して、なでしこリーグに向けてステップアップしていくことで地域が盛り上がり、それを皆さんが感じることで「みやき町に生まれて、住んで、良かった」と思ってもらえることを最終目標とし、スタートしたばかりのこの事業をしっかり育んでいく所存です。その第一歩として「みやきなでしこクラブ」を住民の皆さんに知ってもらい、親しんでもらい、愛してもらう、そこから全てが動き出します。より多くの方を巻き込みながら、頑張っていきますので、応援よろしくお願いします!
★みやきなでしこクラブ情報は本紙P34に掲載しています!