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まちの名木・古木紀行

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佐賀県みやき町

町内には歴史や文化を育んできた地元に愛される「名木や古木」が多くあります。
今回は、東寒水区のイチョウを紹介します。

~東寒水区のイチョウ~
九州で一番賑やかだった旧長崎街道沿い、東寒水公民館の敷地に大イチョウがあります。樹齢約350年、樹高mもあり、とにかく大きい木です。
かつてはこの場所に報恩寺があり、西島区の光浄寺の末寺だったようです。
今も大イチョウの周りには、観音霊場ケ所の聖観音像(建立1829年)や、地蔵菩薩像(建立1716年)など体の石仏が祀られて、まさに石仏の宝庫といえます。
イチョウは中国、台湾、日本にしか見られず、ジュラ紀(約1億5千万年前)から唯一現存する木で、ダーウィンは「生きた化石」と呼んでいたようです。
花言葉は「長寿」、晩秋にかけて色づく黄葉はとても美しく、与謝野晶子の短歌がぴったりです。

「金色の 小さき鳥の形して イチョウ散るなり 夕日の丘に」

担当課:産業支援課
【電話】0942-96-5545

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