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まちの名木・古木紀行

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佐賀県みやき町

町内には歴史や文化を育んできた地元に愛される「名木や古木」が多くあります。
今回は、石貝地区御嶽神社のカイノキを紹介します。

~御嶽神社のカイノキ~
江戸時代初期に、成富兵庫茂安公が築いた千栗土居の基点となった御嶽神社北側に、秋に見事な朱色の紅葉をみせてくれる「カイノキ(楷の木)」があります。
大正時代まで日本になかった中国原産のウルシ科の珍しい木で中国では模範の木とされ、日本の書体「楷書体」の語源となっています。別名を「孔子の木」とも呼ばれ、大正時代に孔子の墓所から種を採取し、多久聖廟などに植樹したものが最初です。
御嶽神社のカイノキは樹齢年、樹高6mほどで、孔子の教えを広く普及しようという会津藩校・日新館が中国から種子を貰い受け、増やしたものを地元の孔子や論語を勉強するグループ「楷仁会」が譲り受け、平成元年に植樹したものです。
花言葉は「夢見心地」。
大きな木陰をつくる木の下は、眠るには良さそうです。

担当課:産業支援課
【電話】0942-96-5545

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