《特集》みんなでつくろう『SAGA2024』(1)

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今年は、いよいよ『SAGA2024(第78回国民スポーツ大会・第23回全国スポーツ障害者スポーツ大会)』が開催されます。
昨年は、各競技のリハーサル大会を開催するなど、本大会に向けた準備を進めてきました。
SAGA2024は、年齢や性別、障がいの有無にかかわらず、すべての人がスポーツを『する』『観る』『支える』といったさまざまなスタイルで楽しみながら参加できる大会を目指しています。
今回の特集は、SAGA2024を『支える』という視点から、開催競技をサポートする学生や大会のボランティア、協賛で大会を支える企業などを紹介します。
この特集をきっかけにして、ボランティアや協賛に参加し、一緒にSAGA2024を支えてみませんか。

■SAGA2024　市内競技の開催日
イマリンビーチや国見台球技場などを舞台に、5種目が開催されます。
▽国民スポーツ大会
・オープンウォータースイミング競技(男子・女子)…9月11日(水)
・ビーチバレーボール競技(少年男子・少年女子)…9月14日(土)〜17日(火)
・ホッケー競技(成年男子・成年女子・少年男子・少年女子)…10月5日(土)〜9日(水)
・軟式野球競技(成年男子)…10月11日(金)・12日(土)・14日(月・祝)

▽全国障害者スポーツ大会
・フライングディスク競技(身体・知的)…10月26日(土)〜28日(月)

■高校生インタビュー
SAGA2024の運営には、競技会場での受付など、さまざまな役割で多くの人たちの協力が必要になります。
市内の高校生には競技をサポートする競技補助員として参加してもらいます。一部の生徒は、すでに昨年開催されたリハーサル大会で活動を経験しました。
ここでは、リハーサル大会に競技補助員として参加し、本大会にも参加を予定している高校生に、リハーサル大会で活動してみた感想と本大会に向けた意気込みを聞きました。

◆敬徳高校　2年　幸島寛汰さん
▽リハーサル大会に参加して
ビーチバレーボールのリハーサル大会で、コート内の砂地をならす『サンドレベラー』を担当しました。
初体験のサンドレベラーは難しかったです。審判からの指示が無くても、自分でタイミングを判断し、コートを整備する必要があります。結局タイミングが最後までわからず苦戦しましたが、新しいことにチャレンジでき、また、観る方では選手たちが天候の変化にすぐに対応し、プレーする姿に驚きました。

▽本大会に向けての意気込み
本大会でもサンドレベラーを担当して、今度はタイミングをつかみたいですし、全国から参加する選手たちにおもてなしをしたいと思います。

◆伊万里高校　2年　川畑はるかさん
▽リハーサル大会に参加して
ビーチバレーボールのリハーサル大会で『ラインジャッジ』や『得点係』を担当しました。
ラインジャッジはかなり緊張しました。バレー部に所属しているのでルールは分かりますが、ビーチバレーボールでは、ラインジャッジ1人が見るラインが、バレーよりも多く、またラインに砂がかかるため見えづらくて驚きました。
また、九州各地から集まった強豪校の生徒たちの『戦う気持ち』を身近に感じることができて、とても刺激を受けました。

▽本大会に向けての意気込み
受験勉強がありますが、全国から集まる選手たちのプレーを間近で観ることができる貴重な機会なので、ぜひ参加したいです。

◆伊万里実業高校　2年　幸島紗々乃さん
▽リハーサル大会に参加して
ビーチバレーボールとホッケーのリハーサル大会で『ラインジャッジ』や『ボールサーバー』などを担当しました。
どちらのリハーサル大会も緊張しましたが、特にホッケーは、ルールが分からなかったので余計に緊張しました。担当したボールサーバーは、ラインから出た位置にボールを投げて供給する役目で、試合を重ねるごとに、いい感じに供給できたと思います。

▽本大会に向けての意気込み
全国レベルのスポーツを間近で観ることができることを楽しみにしていますし、全国から来る人たちに伊万里の良さを知ってもらえるような活動にも関わっていきたいです。

◆有田工業高校　1年　松尾健誠さん
▽リハーサル大会に参加して
私が伊万里出身なので、先生から声をかけてもらい、ビーチバレーボールのリハーサル大会に参加して『ラインジャッジ』や『得点係』などを担当しました。
昔からバレーをやっていて、全国大会での経験もあったので、ラインジャッジは緊張しませんでしたが、ビーチバレーボールを初めて見て、選手同士のチームワークの良さや砂場に足を取られながらもプレーできていることに驚きました。

▽本大会に向けての意気込み
全国から集まったチームが繰り広げる熱戦を観ることが楽しみです。点数を付けたり、ラインジャッジをしたりして大会を支えながら、選手のプレーを間近で楽しみたいと思います。