■第33回どっちゃん祭り(5.26)
▽熱気と人であふれたにぎやかな伝統の祭り
陶磁器の積み出し港として栄えた伊万里津のかつてのにぎわいを『女みこし』や『伊万里太鼓』などで再現したどっちゃん祭りがあり、約3万5千人の人出でにぎわいました。ステージでは、伊万里・啓成中学校と警察音楽隊の合同演奏や、さまざまなダンスチームが迫力あるダンスなどを披露して会場を盛り上げました。この日は、雨のため、祭りの終盤に予定されていた総踊りや抽選会などが中止になりましたが、祭りの締めくくりに行われた、女みこしの合戦は、雨のなか勇壮な掛け声が飛び交い、熱気が最高潮に達しました。
■森永製菓株式会社に『色絵エンゼル橘文瓶子』を寄贈(5.15)
▽製菓王の縁で育まれてきた絆を形にした瓶子
市は、森永製菓株式会社の新社屋建設にあたり、伊万里産木材を使用してもらったことに感謝の意を表し、同社に市の伝統工芸品である伊万里鍋島焼の瓶子(酒器)を寄贈しました。寄贈式では、同社の太田栄二郎代表取締役社長が「森永製菓がウェルネスカンパニーに生まれ変わる象徴とも言える新社屋に創業者森永太一郎の生誕の地である伊万里市の木材を使うことができ、大変ありがたい」と話しました。
■市防災講演会(6.2)
▽いつ発生してもおかしくない災害に備える
市民センターで、市防災講演会が行われ、地区防災委員など多くの人が参加しました。講演会では、まず佐賀地方気象台の村方栄真さんが、大雨などの危険分布がリアルタイムで確認できる気象庁の『キキクル』の活用を呼びかけました。次に、一般社団法人佐賀災害支援プラットフォーム共同代表の山田健一郎さんが『佐賀で備える平時からの防災』と題し、災害時には『地域の力』が必要になるため、専門的に活動できる人材の育成や、住民の防災意識向上のための研修が重要になると話しました。
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