■鍋島藩窯秋まつり『第36回献上の儀』(11.21)
▽朝廷にも献上された至宝『鍋島』を再現
伊万里鍋島焼協同組合が大阪市役所(大阪府)で、横山英幸市長に『色鍋島四季草加文瓶子(いろなべしましきそうかもんへいし)』を贈呈しました。これは、同組合が平成16年から城を管理する自治体の首長に高品位な焼き物を献上しているもので、今回は横山市長を城主に見立てて献上。贈られた瓶子と呼ばれる主にお酒を入れる酒器は、約4か月間をかけ製作され、デザインには大阪市の四季の花や大阪城、初代通天閣の骨格部分が組み込まれています。
■『ハートフルフォーラム2024in伊万里』(12.5)
▽高校生が提案した心が豊かになる集会
市民センターで『ハートフルフォーラム2024in伊万里』があり、約350人の参加者が人権について考えました。フォーラムでは、企画・運営に携わった伊万里実業高校生徒による人権に関する意見発表やデートDV防止啓発紙芝居のほか、○○(まるまる)な障がい者の会会長の内田勝也さんの『誰一人取り残さない社会のために私たちができること』と題した講演、障がい福祉サービス事業所のメンバーによるコンサートが行われました。
■豊作に感謝し、長寿や健康を祈る『取り追う祭り』(12.4)
▽驚がく必至の勇壮果敢な火祭り
12月最初の卯(う)の日前夜に、二里町大里の神原八幡宮で奇祭『取り追う祭り』がありました。これは、食べると1年間無病息災で過ごせると言われる新米の餅米を丸く握った『御供(ごくう)さん』を燃えさかる松明(たいまつ)の火煙の中で奪い合うもので、火の粉と威勢のいい掛け声が飛び交う激しい攻防を一目見ようと大勢の人が駆けつけ、最後は、御供さんを奪い取った攻め手が勝ちどきを上げ、それを見物客などに振る舞いました。
■多文化ジョイントコンサート(12.8)
▽音楽を楽しみながら深めた国際交流
生涯学習センターで、多文化ジョイントコンサートがありました。これは、地域日本語教室『オーサム・イマリ』と協力関係にある『日本語教室いまり』が公益財団法人佐賀県国際交流協会の助成金を活用して開いたもので、インドネシアやフィリピン、中国、タイ国籍の人たちが歌や演奏、母国の踊りを披露し日本人と交流を深めるなど、大勢の人が参加し、会場は大いに盛り上がりました。
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