文字サイズ
自治体の皆さまへ

放課後児童クラブの民間委託を開始します

1/35

佐賀県佐賀市

■6年生までの受け入れと待機児童解消に向けて
放課後児童クラブとは、保護者が就労等により昼間家庭にいない児童を預かり、放課後や長期休業期間、土曜等の学校休業日に、生活の場を提供し、適切な遊びや生活を通して児童の健全育成、安全確保を行うものです。場所は、小学校内の専用施設や教室、児童館等で実施しています。

◇放課後児童クラブの現状
市内34校区と佐賀大学教育学部附属小学校で放課後児童クラブを実施しており、33校区を市直営で運営しています。登録児童数は年々増加し、令和6年4月1日時点で2,992人の児童が利用しています。

◇放課後児童クラブの課題
職員募集への応募が少なく、慢性的に支援スタッフが不足していて、高齢化も進んでいます。
また、支援スタッフ不足によりクラブ増設が難しくなっています。
利用者の皆さんからのニーズも多様化し、支援スタッフも十分な研修を受ける時間を取れていません。

◆民間事業者の力を借りて課題解決を図ります
人材確保と事務の効率化を図り、待機児童解消やクラブ運営の充実などを目指し、令和7年4月から放課後児童クラブの運営業務の一部を民間事業者へ委託します。

・人材募集 人材採用のノウハウを蓄積した専門業者の人材募集により安定的に支援スタッフを確保
・運営 支援スタッフの確保により、クラブの増設に対応できるとともに、運営の安定性を確保
・研修 人材育成の専門スタッフによる効率的な研修により、支援スタッフの質の向上
・保育プログラムやサービスの充実
・ICT化などによるさらなるサービス向上や環境改善に向けた取組の推進

◆令和7年4月から民間事業者による運営を実施する校区
兵庫小学校
北川副小学校
鍋島小学校
新栄小学校

10月 委託先事業者の公募・選定開始
11月下旬ごろ 委託先事業者の決定・契約
12月下旬ごろ 保護者説明会
令和7年4月 民間委託による運営開始

放課後児童クラブ専用施設を保有している等、実施場所の安定性がある校区から委託を進めます。
その他の校区についても、来年度以降、順次委託を進め、対象校区を拡大する予定です。

◆QandA
Q:民間委託とはどういうことですか?
A:放課後児童クラブの運営業務の一部を民間事業者へ委託することです。民間委託後も市が運営事業の実施主体です。

Q:利用料は高くなる?
A:直営のクラブも民間委託先のクラブも利用料や支払方法は同じです。

Q:利用時間が短くなったり、早くお迎えに行かないといけなくなりませんか?
A:直営のクラブも民間委託先のクラブも利用時間は変わりません。

Q:クラブの支援スタッフ(放課後児童支援員・補助員)は変わりますか?
A:現在の支援スタッフができるだけ変わらないよう、民間事業者と調整し、児童の環境に大きく影響がでないよう考慮します。

◆入会を希望する全ての子どもが遊びや生活を通じて、のびのび成長できる安全・安心な居場所に
今後も、適切な運営が行われるよう体制を整え、利用者のニーズを踏まえた放課後児童クラブのサービス向上に努めてまいります。

問い合せ:子育て総務課
【電話】40・7285【FAX】40・7395【Eメール】kosodate@city.saga.lg.jp

<この記事についてアンケートにご協力ください。>

〒107-0052 東京都港区赤坂2丁目9番11号 オリックス赤坂2丁目ビル

市区町村の広報紙をネットやスマホで マイ広報紙

MENU