クリスマスを祝う国の出身者なら同じことを言うでしょうが、私にとって12月は一年で最も特別な時期の一つです。特に子どもの頃は、魔法のような時期です。
世界中の多くの都市がクリスマスのイルミネーションで飾られ、この季節の最初の楽しみは、それを見に行くことです。
地元にいた頃は、家族と一緒にイルミネーションを見に行くことが毎年の行事でした。サガ・ライトファンタジーの存在は本当にありがたくて、地元で大好きだったクリスマスのイルミネーションを思い出させてくれます。中央大通りにまるでクリスマスツリーが並んでいるようです!
街中のイルミネーションが点灯した次の楽しみは、屋根裏からクリスマスツリーを降ろすことでした。実家に高さ2メートルを超える大きな人工ツリーがあって、飾り付けをしていました。毎年、その年を象徴する新しいオーナメントを1つずつ買っていたので、ツリーがさまざまな思い出の品のコレクションになっていました。私は佐賀に来ても、クリスマスツリーなしでクリスマスを過ごすなんて考えられなかったので、自宅に小さなクリスマスツリーを買いました。
日本でクリスマスを過ごしていて面白いのは、似ているようで似ていないものがたくさんあることです。例えば、日本ではフライドチキンを食べることがよくあるのですが、自国では、チキンを食べることはあっても、フライドではなく、ローストです。同じように、日本はスポンジケーキにクリームとイチゴが入った「クリスマスケーキ」がありますが、私の国ではクリスマスのときに食べるケーキと言えば、パンのような形をしている、ドライフルーツとスパイスが入っている「フルーツケーキ」です(今、日本でも見られるフルーツケーキのドイツ版、「シュトレン」に似ています!)。
クリスマスは、私の人生の各ステージで、どれだけ変わったかを本当に思い起こさせる時期です。日本のクリスマスは私が幼い頃に経験したものとは違いますが、ここで新しいことを経験できることに、本当に感謝しています。今年もクリスマスを佐賀の日本人と外国人の友人たちと過ごして、この時間に感謝します。
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