文字サイズ
自治体の皆さまへ

【特集】佐賀市消防団 守りたいものがある。

1/61

佐賀県佐賀市

■地域防災の要 佐賀市消防団
Saga City Volunteer Fire Department
佐賀市では、24時間体制で勤務する消防署と、地元で働きながら活動する200部を超える消防団が両輪となって活躍しています!
消防団は消防署員と連携して消火活動を行ったり、火災鎮火後も再燃を防止するため、現場に残って警戒にあたったりするなど、地域の安全・安心に非常に重要な役割を担う、なくてはならない“地域防災の要”です。
自然災害が激甚化・頻発化する現代において、自分たちの住む地域を守るため、皆さんの身近なところで日々活動している消防団を紹介します。

◆活動内容
災害時における消防団の役割は多岐にわたります。
◇災害時の活動
・消火活動
火災が発生した時の延焼防止や、火災鎮火後の再燃を警戒します。
・捜索・救助活動
地震や風水害などの自然災害が発生した時の住民救助や、行方不明者の捜索を行います。
・水防活動
大雨で増水した河川の警戒や土のう積みを行います。
・避難誘導活動
有事の際に地域の状況を迅速に把握し、住民を避難誘導します。

◇平時の活動
消防団は、災害時以外にもさまざまな活動を行っています。
・消火防災訓練
放水訓練やボートによる救助訓練など、さまざまな災害を想定して訓練します。
・各種点検
いざ!という時に使用する消防車両や資機材等を定期的に点検します。
・予防啓発活動
学校や地域で防災パトロールや応急手当の普及指導、防災のための広報活動など行っています。

ほかにも、万が一の火災発生を警戒するため、地域行事にも参加しています。

◆ちょっと聞かせて 消防団員インタビュー
◇緊急事態に直面した時、自信をもって対応できる
南部方面隊 川副支団 女性部 部長 園田由美さん
介護施設に勤務しており、仕事で避難訓練をする中、地域の人や消防団に協力してもらうことが多く、部ができて2年後に自ら希望して入団しました。
印象に残った活動は、全国女性消防操法大会に出場したことです。仕事終わりに訓練を続け、「自分たちが一番上手」と思って大会に挑みました(笑)
入団して良かったことは、実際に心肺停止の事故に出くわした時、応急手当のために手を上げることができたことです。勇気をだして声をかけることができたのは、入団したからこそです!
今後は、忙しい主婦が活動しやすく、やりがいのある活動にするにはどうすればいいのか、団員が活動を続けやすくなるように考えていきたいです。女性だからできることを模索していきます。

◇長く活動できるような、よりよい消防団にしたい
中部方面隊 第2支団 高木瀬分団 第4部 部長 山崎修司さん
入社3年目くらいに、結婚を機に地元に根付いて暮らすことを決意して入団しました。本業との両立は大変ですが、皆で助け合いながら活動しています。地域への貢献として、続けることが大事だと思っています。
現場では、安全を確保できるよう気を配っています。部長になってからは、部員を守るために危険を察知する、より広い視野も必要で、長と部員の時ではまた違った難しさがあります。
入団してよかったことは、地元の人と接する機会が多く、顔が広くなること!
部員にも、入団して良かったと思ってもらえるような活動を考えることはやりがいがあります。後に続く人がやりがいを感じて、働きやすくなるよう、土台を作って、よりよい消防団組織にしたいです。

問合せ:危機管理防災課
【電話】40・7015

<この記事についてアンケートにご協力ください。>

〒107-0052 東京都港区赤坂2丁目9番11号 オリックス赤坂2丁目ビル

市区町村の広報紙をネットやスマホで マイ広報紙

MENU