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ステフのキュリオシティーコーナー #17

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佐賀県佐賀市

私にとって日本での生活で面白いことの一つは、西洋料理が日本人の好みに合うようにどうアレンジされているかを発見することです。日本の「洋食」の多くは、その国の料理と全く同じではなく、あくまでもインスピレーションを受け、独自に発展させて新しいものを作り出しています。
よく目にする洋食のアレンジの例としては、ハンバーグとオムライスがあります。私が日本に来る前は、パンにはさんで食べるハンバーガーのパティを、パンにはさまず肉の部分だけおかずにしてライスと食べるなんて想像もしなかったです。
オムレツも一緒です。私がオムレツに入れる具は、チーズ、トマト、マッシュルーム、オニオン、ハムなどでした。なぜ「でした」と過去形かというと、私も日本で発見した料理からインスピレーションを受け、自分の口に合うようにアレンジしているからです!
例えば、私は自分で料理をするとき、子どもの頃からずっと食べてきたオムレツと、日本に移住して初めて食べたオムライスの、私が気に入ったところをそれぞれ組み合わせます。ご飯を入れるという発想は、食べ応えがあるし、ご飯にいろいろな風味をつけられるので大好きです。それに加え、私には不可欠なチーズやハムなど、食べ慣れた具も入れます。
また、今まで食べたことのない外国の食べ物を日本で発見するのも楽しいです。ヨーロッパに長年住んでいたので、日本でよく見かける西洋料理はすべて知っているだろうと思われるかもしれません。しかし、モンブランやバウムクーヘンのようなフランスやドイツのデザートは、アイルランドやイギリスでは知名度が高くないため、むしろ日本に来てから初めて食べました。
グローバル化した現代社会では、異国へ足を運ばずに世界中のさまざまな料理を味わうことができて幸せです。さらに、海外を旅行したり、いろいろな人と交流したりして、その国の食文化について生の声を聞く機会があれば、まだまだ多くの発見が待っているはずです!

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