皆さんには、「かかりつけ薬局・薬剤師」がいますか?普段利用している相談しやすい薬局や、その薬局で話しやすい薬剤師のことです。
自分や家族の健康のためにも、何でも相談できる「かかりつけ薬局・薬剤師」を決めておきましょう。
■かかりつけ薬局・薬剤師を決めておくと
あなたに処方された薬を、一つの薬局で同じ薬剤師が継続して確認することで、いくつもの医療機関から同じような薬が出ていないか、飲み合わせに問題がないかをチェックできます。
また、飲み残した薬の調節や副作用の確認も行います。飲みにくい薬などを薬剤師に相談すると、処方医に飲みやすい薬を提案することもできます。
■かかりつけ薬局と医療機関の橋渡し「お薬手帳」
入院時に使った薬や、服薬指導の情報などを「お薬手帳」に記載することで、退院後も手帳を通じてかかりつけ医・薬局が円滑に連携できます。
受診した医療機関や他の薬局と円滑に連携できるよう、「お薬手帳」にかかりつけ薬局の名前を記入しておきましょう。
■かかりつけ薬局に、私が飲んでいる薬はある?
薬はたくさん種類があり、いつも在庫があるとは限りません。薬をそろえて渡すため、手配に時間がかかることがあります。手持ちの薬に余裕がある時に、事前に相談しましょう。
また、服用している薬を事前に伝えることで、次の受診日までに薬局で薬を用意することができます。
■アドバンス・ケア・プランニング(ACP)
終末期の医療やケアなどについて、患者本人と家族などの身近な人、医療・介護スタッフなどが事前に話し合うことです。
ACPで在宅医療を選んだ場合は、かかりつけ薬剤師が自宅まで薬を届け、説明し、あなたの悩みや疑問に直接答えます。医療・介護スタッフとも連携し、あなたの生活をサポートします。
問い合わせ:こども・保健課保険係(東脊振庁舎)
【電話】0952-37-0345
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