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まばゆか人スポーツ編 YELL!

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佐賀県吉野ヶ里町

さまざまなスポーツで輝くまちの人々を紹介する連載企画「YELL!」。18回目は、実業団で活躍後、佐賀でハンドボールの普及に取り組む佐々木さん(北海道函館市出身)を紹介します。
「頭の中はいつも『どうすれば技術が上がるか』ばかり」とストイックな佐々木さん。ハンドボールと真っすぐ向き合う彼女に話を聞きました。

佐々木春海(ささきはるみ)さん(26)
吉野ヶ里町大曲

〇所属チーム
佐賀クラブ
(大会出場・入賞歴)
第47回日本ハンドボールリーグ…プレーオフ進出
2015年菅記念杯秋季大会…敢闘賞
第45回日本ハンドボールリーグ…フィールド得点ランキング7位・シュート率ランキング6位

■スポーツ少女、野球から転向
幼い頃から「オリンピック選手か体育の先生」を夢見るくらい、根っからの運動好きです。中学生までは野球をしていましたが、「女子が大会に出場できるスポーツをしたい」という理由でハンドボールに転向。野球で鍛えた肩を生かし、シュートを決める楽しさに夢中になりました。

■「コソ錬」を重ねて一軍入り
強豪大に進学したものの、けがで半年出遅れました。遅れを取り戻すには、周りと同じ練習では追いつき、追い越せない。努力は隠したい性格なので、皆が帰ってから走り込むなど“コソ錬(こそっと練習)”を積み重ね、2年生で一軍入り。インカレ準優勝などを経験し、卒業後は実業団へ入りました。

■自分のプレーで喜ばせたい
実業団ではプレッシャーも大きかったけど、「自分のプレーで喜ばせたい」という気持ちが原動力になりました。ハンドボールを始めた地元・北海道に凱旋し、恩師にプレーする姿を見せられた時、「目標が全てかなった」と感じました。引退試合で会場を埋め尽くしてくれたファンの姿が、とても心に残っています。

■佐賀からハンドボールをメジャーに
佐賀県から「2024国スポに向けて、ハンドボールをもっと強くしたい」と声を掛けていただき、今春から県内の女子チームに選手兼コーチとして加わりました。私の新たな目標は、このチームの皆と国スポで1勝をもぎ取り、佐賀からハンドボールを盛り上げて、メジャースポーツへと押し上げることです。

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