令和4年度の決算が、9月定例議会で審議、認定されました。
皆さんに納めていただいた税金や国県の補助金などがどのように使われたのか、町の財政がどのような状況にあるのかをお知らせします。
■令和4年度決算の状況
吉野ヶ里町の令和4年度一般会計決算額は、歳入が105億3,096万5千円、歳出が102億311万9千円で、前年度に比べて、歳入が2億893万6千円(1.9%)減、歳出が1億1,959万1千円(1.2%)減となり、歳入・歳出ともに減少しました。
また、歳入歳出差引額(3億2,784万6千円)から翌年度へ繰り越すべき財源(1億3,167万6千円)を控除した実質収支は、1億9,617万円の黒字となりました。
■歳入
105億3,096万5千円
◇歳入の状況
自ら調達することのできる財源である「自主財源」は、町税が固定資産税の増などにより5,898万3千円(2.6%)の増。寄付金はふるさと応援寄附金の増加により5億9,311万4千円(37.2%)の増となり、自主財源の総額は前年度に比べ5億9,496万4千円増の53億1,253万8千円(構成比50.4%)となっています。国や県の補助金、交付金など決められた財源である「依存財源」は、国庫支出金が子育て世帯への臨時特例給付金給付事業補助金や保育所等整備交付金などの減により3億4,097万円(19.3%)の減。町債は合併特例債や公共施設等適正管理推進事業債等の借入減などにより3億4,486万2千円(65.3%)の減となっています。依存財源の総額は前年度に比べ8億390万円減の52億1,842万7千円(構成比49.6%)となっています。
<この記事についてアンケートにご協力ください。>