令和5年度の決算が、9月定例議会で審議、認定されました。
皆さんに納めていただいた税金や国県の補助金などが、どのように使われたのか、町の財政がどのような状況にあるのかをお知らせします。
■令和5年度決算の状況
吉野ヶ里町の令和5年度一般会計決算額は、歳入が130億1,761万円、歳出が129億3,122万4千円で、前年度に比べ、歳入が24億8,664万5千円(23.6%)、歳出が27億2,810万5千円(26.7%)、ともに増加しました。
また、歳入歳出差引額8,638万6千円から翌年度へ繰り越すべき財源8,606万7千円を控除した実質収支は、31万9千円の黒字となりました。
■歳入
130億1,761万円
◇歳入の状況
自ら調達することのできる財源である「自主財源」は、町税が固定資産税の増などにより8,838万8千円(3.8%)の増。寄付金はふるさと応援寄附金の増加により14億8,166万円(67.8%)の増となり、自主財源の総額は前年度に比べ18億2,626万9千円増の71億3,880万7千円(構成比54.9%)となっています。
国や県の補助金、交付金など決められた財源である「依存財源」は、国庫支出金が5億5,773万5千円(39.1%)の増。地方交付税が8,543万1千円(3.7%)の増となっている。依存財源の総額は前年度に比べ6億6,037万6千円増の58億7,880万3千円(構成比45.1%)となっています。
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