■戦後79年 追悼の意を表して
◇10月3日・木
吉野ヶ里町戦没者追悼式が、中央公民館で開催され、参列した遺族ら53人が、535柱の戦没者の冥福を祈りました。
式典では参列者全員が献花を行いました。町遺族会の中島明彦会長(大塚ヶ里)は、今年6月、西村正紘さん(永田ヶ里)の元へ旧ソ連に抑留されていた遺族の遺骨が戻ったことを紹介。「5,000万人以上の戦死者のうち、多くの遺骨は戻っていません。世界の戦争の終結と平和を心から願います」と話しました。
■チョークアートで参道彩る
(かわいくかけたよ!)
◇10月18日・金
背振山積翠教寺修学院で、東脊振幼稚園の年長児19人が参道を使ったチョークアートに挑戦しました。
講師を務めたのは、チョークアートで活躍する護国山国分寺(久留米市)の住職SATORUさん。SATORUさんは「皆さんの心はまだ真っ白。強く願うと形となって現れます」と、自由な心で描くことを教えました。園児たちが一斉に描き始めると、参道はあっという間にカラフルな絵でいっぱいに。吉岡茉音ちゃん(横田)は「猫と虹を描いて楽しかった」と話しました。
■三田川中学校文化発表会
(お金と時間どっちが大事?)
◇11月1日・金
三田川中学校で文化発表会が行われました。
3年生の学年劇「お金で時間を買う男の話」は、不思議な老人から時間を買い、受験生が3ヵ月前に戻るという物語。観劇した材木風彩璃さん(立野)は「今という時間を大切にしたいと思った」と話しました。
展示コーナーには、1年生の国スポ全障スポをテーマにしたクイズや、立志式を控えた2年生による言葉をテーマにした絵皿が展示され、観る人を楽しませていました。
■勝っても負けても最後まで!三田川小で運動会
(思いを乗せてバトンタッチ!)
◇11月3日・日
秋晴れの日曜日、三田川小学校で運動会が開かれました。赤、青、黄の3つの団に分かれ、徒競走や応援合戦、綱引きなどで競い合いました。
クラスで一致団結して綱を引っ張る姿や、少し緊張しながらダンスを披露する姿。「勝っても負けても最後まで」のスローガンどおり一生懸命取り組む様子に、仲間や保護者から歓声が湧きました。
最後は勇ましい「三田川ソーラン」で大会が締めくくられました。
■~竹・光・音のシンフォニー~第25回竹ものがたり
(音楽が国を越えて心をつなげます)
◇11月4日・日
結成28年の吉野ヶ里バンブーオーケストラが、自主コンサート「竹ものがたり」をふれあい館で開催し、神秘的な竹の音色に214人の観客が酔いしれました。
特別ゲストとして、フランスからバンブーオーケストラの創設者であり、楽器創作・作曲家の矢吹誠さんと南仏オーケストラのメンバーが登場し、会場は大盛り上がり。同メンバーのマガリさんは「一緒に演奏できて楽しかった。エモーショナルな気持ちになった」と話しました。
■健やかに大きくなあれくるみこども園の七五三
(頑張って正座でおはらいを受けました)
◇11月7日・木
くるみこども園の年長児34人が七五三詣でのため、神埼市の仁比山神社を訪れました。
同園では子どもたちの健やかな成長を願い、毎年この時期に七五三詣でを実施。園児らは本殿でおはらいを受けました。
祈祷を行った祢宜の朝日淳司さんは「頑張って正座で祈る姿を、神様もお喜びになったと思います」と呼び掛けました。山下穂乃果ちゃん(横田)は「お参りできてうれしかった」と話してくれました。
■神埼地区PTA連合会と町教委より良い教育へ連携
(教育のさまざまな課題に向き合っていきます)
◇11月13日・水
神埼地区PTA連合会(森田渡会長)と吉野ヶ里町教育委員会(古賀敏正教育長)は、児童・生徒の健全育成や家庭・地域・学校の連携を推進し、より良い教育の充実と発展に寄与するため、連携・協力に関する協定を結びました。
森田会長は「さらなる教育の発展につなげていきたい」、古賀教育長は「子どもたちの充実した教育環境や学校生活のために、手を取り合って進めていきたい」とそれぞれ話しました。
■大人も子どもも大盛り上がり!東脊振小で「しゃべり場」
(お互いにどう思っているのかな?)
◇11月14日・木
地域の大人と小学生合わせて100人がお題に沿って話すイベントが、東脊振小学校で行われました。大人と子どもで向かい合い、互いのことを話したり聞いたりして楽しみました。
「大人と子ども、それぞれどう見えるか」など、13個のお題でトーク。「恋について」を問うお題では、児童たちは恥ずかしがりながらも自分なりの言葉で話しました。参加者からは「自分も将来大人側で参加したい」「心が若返った」などの声が上がりました。
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