■知っていますか?「成年後見制度」~老後を安心・安全に過ごすために~
認知症や知的障がい、精神障がい等の理由で判断能力が十分でない人に代わって、本人に代わって福祉サービス等の契約や財産管理などを行うのが「成年後見制度」です。
大きく分けて、「法定後見制度」と「任意後見制度」の2つの制度があります。
例えばこんな時…
・認知症の父が、知らない間に必要のないリフォームの契約をして困っている
・子どもがおらず、将来認知症になった時の財産管理が不安
〇法定後見制度
本人や親族などの申し立てによって家庭裁判所で選ばれた成年後見人等が、財産管理などの支援をする制度。判断能力の程度に応じて、「後見」「保佐」「補助」の3種類から決定されます。
〇任意後見制度
現時点では判断能力の十分ある人が、認知症などで今後判断能力が不十分になった時に備え、任意後見人と支援の範囲をあらかじめ自ら決めておく制度。
■毎年好評!福祉講座
公証人が丁寧に解説!ミニドラマで学ぶ遺言の書き方・遺し方と成年後見制度
ミニドラマを視聴した後、「相続の基礎知識と遺言」についてわかりやすく説明します。「認知症対策としての成年後見制度」の説明では、元気なうちに準備できる任意後見制度について、具体例を交えながらお話しします。
日時:12月13日(金)13:30~15:30
場所:三田川健康福祉センター「ふれあい館」
講師:佐賀公証役場 公証人 木村幹人氏
申込:12月10日(火)までに電話申し込み
高齢者に関する総合的な相談窓口
吉野ヶ里町地域包括支援センター(東脊振庁舎福祉課内)
【電話】0952-37-0344
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