さまざまなスポーツで輝くまちの人々を紹介する連載企画「YELL!」。23人目は、佐賀学園高校バレー部で、キャプテンとしてチームを引っ張る山﨑さんです。
「本当はゆっくり寝るのが好き」と語りながらも、バレーの練習は毎日欠かしません。寝る間も惜しんで練習に打ち込む山﨑さんの“バレー愛”を深掘りしました。
山﨑姫楽(やまさききら)さん(17)
吉野ヶ里町大曲
◇所属チーム
佐賀学園高校バレーボール部
(大会出場・入賞歴)
〇北海道インターハイ2023…出場
〇第68回全九州バレーボール総合選手権大会…出場
〇佐賀県高校総体…優勝
〇第76回春高バレー佐賀県予選会…準優勝
■憧れのバレー部でキャプテンに
小学生でバレーボールを始め、親戚が所属していた佐賀学園高校バレー部がずっと憧れでした。今秋からは、そのバレー部でキャプテンを任せてもらっています。
チームの特徴は「連携力」。立ち位置やプレーに共通認識を持つことで、効率良い守りや連動した攻めを得意としています。
とはいえ、私も先輩に遠慮して思うようにプレーできない時期がありました。先輩たちは常に声を掛けてモチベーションを高めてくれ、おかげで積極的にプレーできるようになりました。私も先輩たちに倣って、全員で連携し、互いの良さを伸ばせるチームを作りたいと思っています。
■負けられない戦い
今までで一番印象深い試合は、高校総体の決勝戦。いつも優勝を争うライバル校に公式戦で2連敗しており、「絶対に負けられない」という気持ちで臨みました。それこそ、1点決めるごとに互いに抱き合うくらい(笑)。
会場が吉野ヶ里町内だったので地元の友人や恩師が駆けつけてくれ、応援を力に優勝を飾ることができました。
■部の歴史を塗り替えたい
バレーで勝つうれしさ、皆で分かち合う喜びは、他では得がたいものだと思います。
今の目標は、全国大会で2回戦を突破して、同校バレー部の歴史を塗り替えること。最後の1年で最高の成績と、最高の喜びを得られるよう頑張ります。
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