■SAGA2024デモスポ「アジャタ」みんなで「せーのっ!」
(100個のボールをかごに入れるタイムを競います)
◇4月21日・日
吉野ヶ里町文化体育館でSAGA2024国スポ本大会に先駆けたデモンストレーションスポーツとして「アジャタ」が開催され、町内外から約100人が参加しました。
「アジャタ」は玉入れをタイムトライアルにしたスポーツです。アジャタは初挑戦という佐賀市の脇山晃芽さん(9)は、「すごく楽しかった」と息を弾ませ、父幸大さんは、「前日の夕食時に作戦会議をして、私にボールを集める“作戦B”を実行した」と話し、見事多世代の部を優勝で飾りました。
■第83回創元展町民3人が入選
第83回創元展(4月3~15日・国立新美術館で開催)で、三田川絵画クラブに所属する佐伯タズヱさん(立野)、舩越孝子さん(吉田)、立石英子さん(上中杖上分)の3人が入選を果たしました。
3人は「絵を描くからには中央の展覧会に挑戦したいという思いがある。入選できてうれしい」と話しました。
■ふるさと納税事業者説明会
(魅力的な返礼品づくりを応援します)
◇4月22日・月
ふるさと納税の返礼品を扱う事業者に向けた支援策などを紹介する町の説明会がありました。
支援策として、地場産品の製造などを行う事業所の新設に対する「事業所設置奨励金」、雇用人数に応じて交付する「雇用促進奨励金」、新たな商品開発などにかかる経費を対象とした「地場産品創出拡大奨励金」の3施策が説明されました。
企画調整課の米倉健児課長は「町のふるさと納税は皆さんの協力のおかげで右肩上がりに成長してきた。今後も信頼関係を深めて取り組みたい」と呼び掛けました。
■全国各地、台湾から139人吉野ヶ里川柳大会
(「許す」「変身」などのお題で詠みました)
◇4月21日・日
町内の「わかば川柳会」(真島久美子代表)が主催する吉野ヶ里川柳大会が5年ぶりに開かれました。全国や台湾から川柳の愛好家139人がきらら館に集まり、詠んだ句を鑑賞し合いました。
同大会は真島代表の父・故真島清弘さんが立ち上げ、今回で42回目。真島代表は「若い方も多く参加されて新鮮な句に反響もあり、良い大会になりました」と話しました。
■甘~いしあわせイチゴ狩り
(大きなイチゴを食べたいな)
◇5月10日・金
吉野ヶ里保育園の園児約40人が、大塚ヶ里地区のイチゴ農園「吉野berry」で、イチゴ狩りを楽しみました。
「白いイチゴは赤ちゃんだから食べないこと」「摘む時は茎を引っ張らない」などの注意事項を聞いた後、子どもたちはハウスの中へ。大きく実って真っ赤に色づいたイチゴを探し、次々と口へ運びました。「100個食べるぞ」と意気込んでいた佐藤旬君(5)=立野=は、「たくさん食べておなかがはちきれそう!」と満足そうでした。
■成富兵庫茂安公を偲び
(築造から400年。今も水の恵みをもたらしています)
◇5月10日・金
元和年間(1615~1623年)、佐賀・福岡の県境に位置する蛤岳の上流から佐賀県側に導水するため、鍋島藩の成富兵庫茂安公が築造した「蛤水道」。その偉業を称える神事「兵庫祭」が行われました。
当時、夏場の水不足が深刻化していた田手川を潤すため、茂安公は蛤岳の斜面に沿って約1,260メートルもの水路を整備しました。
神事には約60人が参加し、記念碑を前に厳かな空気の中執り行われました。
■いのちを守ろう!交通安全教室
(横断歩道では右、左、右!)
◇5月16日・木
三田川小学校で交通安全教室があり、児童たちが実際に公道へ出て交通マナーを学びました。
1・2年生は徒歩、3年生以上は自転車で公道へ。先生らは「横断歩道では信号だけを見ず、車が来ていないことを自分の目で確認して」と呼び掛けました。
5年生の野口葉馨さん(立野)、馬場衣愛さん(下豆田)は「歩行者がいたら道の端に避けるなど、自転車で人をひかないよう気をつけて運転したい」と話しました。
■茶を伝えた栄西を供養「聖茶まつり」
(献茶や供養で栄西の功績をたたえます)
◇5月15日・水
中国から茶を伝えた臨済宗の開祖栄西(1141~1215年)を顕彰する「脊振千坊聖茶まつり」が、坂本地区の修学院で開かれました。
宗で修行した栄西が1191年に帰国した際、吉野ヶ里町内の脊振山霊仙寺で茶の種をまいたのが日本茶の始まりと言われており、その偉業をしのんで平成元年から毎年催されています。
茶道愛好会の眞島美智子さんによる献茶の後、修学院の埜口諦順住職が読経を上げて供養しました。
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