さまざまなスポーツで輝くまちの人々を紹介する連載企画「YELL!」。27回目は、佐賀バルーナーズアカデミー吉野ヶ里校で、楽しくバスケットボールを練習している志垣さんです。
短い練習時間の中でもチームメイトに声をかけて笑顔で練習する姿が印象的でした。バスケットボールをするきっかけやスポーツに向き合う思いをたずねました。
志垣孝俊(しがきたかとし)さん(11)
吉野ヶ里町大曲
◇所属チーム
佐賀バルーナーズアカデミー吉野ヶ里校
・チャレンジクラス…小学4~6年生
・練習日時…毎週火曜日17:50~19:10
■きっかけはスラムダンク
父母から漫画「スラムダンク」を薦められて読んだことが、バスケに興味を持ったきっかけです。特に好きなキャラがいるわけではないけれど、「かっこいい」と思いました。母に「楽しくバスケをしたい」と相談したところ、佐賀バルーナーズアカデミーの体験に連れて行ってくれました。「基礎を重点に」「バスケを楽しむ」というコンセプトのクラスで、僕に合っていると思います。
■プロのチームを感じて
SAGAアリーナまで佐賀バルーナーズの試合も観に行くこともあります。バスケは試合展開が早くて、ちょっとしたプレーで流れが変わるから面白いです。昨年、選手がプレーする前の会場で試合ができた時は、プロの選手と同じコートに立っていることに感動しました。アカデミーの特権で選手が使用するロッカールームも見学でき、もっとバスケが好きになりました。
■弟は一番のライバル
2つ下の弟も同じクラスに入っていて、家では2人で毎朝一緒に20分くらいの練習をしています。基本のドリブルやディフェンス対オフェンスを交代でする中で、少しずつ上達してきた気がします。弟が一番のライバルなので、僕の方が上手でいられるように頑張ります。
アカデミーの皆は仲が良いので、週1回の練習はいつも楽しみです。友達関係を大切にしながら、みんなと楽しくバスケをすることが今の僕の目標です。
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