農業の特集をしよう!と決めた時から、麦刈りや田植えの作業を眺めていました。6月の休日に家族や親せきが総出で手伝う田植えの様子に、幼少期を思い出しました。
種まきの時、祖父がローラーを回す姿。田植えでは、叔母たちが田んぼのそばで待機し、叔父たちが乗る田植え機に苗箱を渡していた姿。腰がくの字に曲がった祖母と幼い私と弟は、機械が入らない田んぼの隅で、苗を手で植えていました。田植えの時に、みんなで食べたお昼ご飯はおいしかったなぁ。(岩本)
吉野ヶ里歴史公園で行われた大賀ハスの観察会を取材しました。池に着いたのは朝7時半。ハスの花は早朝に咲き、昼には閉じてしまう習性らしく、通常の開園時間内では開花の様子をなかなか見られないそうです。
およそ2000年前の土層から発見され、時を越えてその姿で私たちの目を楽しませてくれる大賀ハス。花びらを優雅に広げ、ほんのりと良い香りを漂わせます。香りまではお届けできませんが、朝日を受けて輝く大輪の花を、表紙でお楽しみください。(中島)
<この記事についてアンケートにご協力ください。>