■認知症のリスク因子の中で、最も影響が大きいのは難聴です
もしも世界から難聴がなくなれば、認知症患者を8%減らすことができると言われています。難聴を予防することは、認知症を未然に防ぐことにつながります。また、既に耳の聞こえが悪くても、補聴器などで聞こえの対策をすることで、認知症を予防したり、進行を遅らせることができる可能性があります。
◇早期発見・早期治療で「聞こえ」の維持に努めましょう!
難聴の原因はさまざまですが、健康的な食事や適度な運動、十分な睡眠などで健康を保つことが、耳の健康にもつながります。
急に悪化した難聴は、早めに対応すれば聴力を取り戻せることがあります。「どうせ治らないから」と思い込み、放置するのは危険です。
◇チェックリストであなたの「聞こえ」を確認しましょう。
1つでもチェックが付いたり気になることがある人は、耳鼻科への相談をお勧めします。
・会話をしている時に聞き返すことがよくある
・相手の言った内容が聞き取れなかった時、推測で言葉を判断することがある
・電子レンジの「チン」という音が聞こえにくい
・家族に「テレビやラジオの音量が大きい」とよく言われる
・大勢の人がいる場所や周りがうるさい中では、聞き取りづらくて会話しにくい
「聞こえ」の相談は、佐賀県聴覚障害者サポートセンターでも受け付けています。
【電話】0952-40-7700
高齢者に関する総合的な相談窓口
吉野ヶ里町地域包括支援センター(東脊振庁舎福祉課内)
【電話】0952-37-0344
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