さまざまなスポーツで輝くまちの人々を紹介する連載企画「YELL!」。17回目は、プロ野球独立リーグ北九州下関フェニックスで、抑えの投手を務める大江さんです。
姿を見た瞬間「スポーツ選手だ」とわかる鍛えた体に、こんがりと日焼けした顔が印象的でした。
プロ野球選手になった経緯や、野球をする上で大切にしていることをたずねました。
大江海透(おおえかいと)さん(23)
吉野ヶ里町豆田
〇所属チーム
北九州下関フェニックス
(プロフィール)
・三田川少年野球クラブ
・佐賀ドリームス
・神埼清明高校
・久留米工業大学
■大事なのは夢を口に出すこと
プロ野球選手は小学生からの夢でした。プロという選択肢が具体的に見えてきた大学時代から、監督には「プロにいきたい」ではなく、「プロにいく!」と伝えました。夢を公言することで決意が行動につながります。漠然と練習するのではなく、常に目的をもって練習してきました。
■迷いなくプロへ
武器は150キロを超えるストレート。甲子園や全日本大学野球選手権に出場した経験はありませんが、複数の球団から声をかけてもらい、現在の球団にお世話になることを決めました。
独立リーグは3月初旬に開幕し、9月中旬まで年間約80試合を行っています。
■メンタル8割・技術2割
自分の役目は、終盤の勝ち越しの場面で登場する「クローザー」という抑えのピッチャー。点を取られてはいけない状況で100%のパフォーマンスをしなければなりません。そのためにはメンタルの作り方が大切です。大舞台になればなるほど結果が出せる選手はメンタルが強い。自分は、「自分に合う練習をこれだけしてきた」という裏付けを自信にしてマウンドに登ります。
■12球団指名を目標に
自分の持っているものを最大限にアピールし、吉野ヶ里町出身の中島輝士選手に続く、プロ12球団に指名される選手になれるよう頑張ります。
応援をよろしくお願いします。
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