特集 唐津市西部学校給食センター完成ー安心・安全でおいしい給食を、お届けしますー

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唐津市西部学校給食センター完成!!(鎮西町打上)
2学期から安心・安全でおいしい給食を提供しています。
平成28年度に完成した東部学校給食センターと合わせて、市内全域(離島を除く)の給食を提供できるようになりました。(関連記事…本紙2～3ページ)

市では、令和4年度から肥前・鎮西・呼子地区を含む市内西部地区の小中学校に給食を提供する学校給食センターの整備事業を進めてきました。令和5年8月に整備工事が完了し、平成28年度に完成した市内東部地区を担う東部学校給食センターに続き、市内西部地区の小中学校に2学期から給食を提供しています。
西部学校給食センターでは、地産地消や食育を推進するとともに、安心・安全でおいしい給食を提供するため、さまざまな新しい設備が導入され、衛生面に最大限配慮した施設となっています。

■ポイント→西部学校給食センターの特徴
◇衛生管理の徹底
調理室は細菌の増殖を防ぐため、常に床が乾いた状態で調理・洗浄ができる「ドライシステム」を採用。また、食材の受け入れから調理・配送まで、人や食材による交差汚染が発生しないような調理室の動線・間取りになっており、徹底した衛生管理を行います。

◇適時適温
温かいものは温かく、冷たいものは冷たいままで提供するため、おおむね40分以内を目途とした配送を計画しました。

◇アレルギー対応食の提供
食物アレルギーを持つ児童・生徒に対して、一人ひとりの原因物質を把握し、それぞれ可能な範囲で「アレルギー除去食・代替食」を作ります。専用のアレルギー食調理室で、専用の調理器具や食器を使用して調理し、専用の容器で届けます。

■西部学校給食センターの施設概要

8月25日に打上小学校で行なわれたデモンストレーションでは、先生が食器と食缶の取り扱いを説明して、児童たちは熱心に聞き入っていました。
「食器がかわいい」「いい匂いがする」との声が上がり、期待が膨らむ中いよいよ配膳です。各クラスの給食係が、手際よく配膳して「いただきます!」
この日の献立は、ごはん、サラダ、鶏肉のから揚げ、お味噌汁でした。「おいしい」と笑顔がこぼれる中で、食事を楽しみました。

■唐津市西部学校給食センターFLOOR MAP
加熱調理室：6,000食に対応するため、熱効率がいい蒸気式の回転釜を10台配置しています。
アレルギー食調理室：アレルギー食に対応した専用の調理室です。専任のスタッフを配置し、安心・安全な給食提供に努めています。
炊飯室：米庫、炊飯室、盛付室へ半自動で米飯(べいはん)が提供できる炊飯ラインを整備しています。高火力でふっくらと炊きあがるガス式の炊飯機を採用しています。
コンテナプール：各学校に食器や食缶を配送するコンテナを保管しています。コンテナイン消毒保管機を整備し、常に清潔な環境で学校に配送できる準備をしています。
洗浄室：各学校から回収した食器や食缶、それを収納していたコンテナを洗浄します。食器についてはカゴごと洗浄機を使用して洗浄します。
下処理室：肉・魚類、野菜類ごとに食材の下処理を行います。野菜類は、皮むき、洗浄、切裁(せっさい)処理などを行います。
※FLOOR MAPの詳細は本紙またはPDF版をご覧ください。

問合せ：西部学校給食センター
【電話】82-3500