■上小学校3・4年生が石室(いしむろ)で芋ほり体験
市民リポーター:山下(やました)定則(さだのり)
10月23日、佐賀県唐津農林事務所の『ふるさと「さが」水と土探検支援事業』で、打上小学校の3年生13人と4年生14人が石室地区の農園でサツマイモの芋ほり体験を行いました。
この事業は、子どもたちの農業農村に対する理解や興味を深め、ふるさとの農業や自然環境について関心を持つ人になってもらうことを目的としていて「石室の農業を考える会」が協力し、代表の松本(まつもと)宗治(むねはる)さんの畑で行うことになりました。堀り方の指導は松本さんに加え、事務局長の野崎(のざき)英信(まさのぶ)さんが行われました。
唐津農林事務所、鎮西市民センター産業・教育課の職員が見守る中、子どもたちは恐る恐る畑に入っていきました。土を掘って赤いサツマイモの姿が見えてくると、子どもたちは徐々に声を出し始め、大きな芋が出てきたら「やったぁ~。ほれたぁ~」と叫んでいました。芋は1株に5~6個ずつついていて、傷をつけないように慎重に掘りました。1人3株ずつ堀ったサツマイモは、芋のてんぷら、ふかし芋、焼き芋、大学芋にして食べると喜んでいました。
最後に子どもたちは感想を発表しました。「掘るのが大変でした」「大きい芋が重いことが分かりました」「なかなか掘れないとき、〇〇さんが手伝ってくれました」「掘るのが大変だったけど楽しかったです」などなど。代表の松本さんは、子どもたちが楽しんでサツマイモに触っている様子をうれしそうな顔をして見ていました。
子どもたちはサツマイモでいっぱいの袋を下げて、バスに乗り込んでいきました。
(取材地:鎮西町石室)
※「野崎」の「崎」は環境依存文字のため、置き換えています。正式表記は本紙をご覧ください。
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