まちかどのリポート

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◆SAGA2024国スポ　トライアスロン
市民リポーター　山下　定則(やましたさだのり)

トライアスロン競技は、水泳(スイム：1.5km)、自転車(バイク：40km)、長距離走(ラン：10km)の3種目を連続して行う耐久競技です。国スポでは「成年女子」と「成年男子」の競技が行われました。
国スポの水泳は、海上に設置された標識まで泳いで戻るコースを2周します。続いて、海から上がると休む間もなく自転車をこぎます。スタートから約400mの急な坂道が選手たちを苦しめ、波戸から名護屋(なごや)まで7往復します。そして最後、自転車から降りるとすぐにランニングシューズに履き替えて、玄海海中展望塔方面に向かい、野外ステージまでのコースを5周します。総距離約51.5kmで、風光明美な風景とは裏腹の難コースです。
成年女子はほぼ全県から86人の出場、成年男子は全県から91人の出場でした。一斉に海に飛び込んでレースが始まり、次の自転車では、平たんな道に出るとすごいスピードで走り抜けていきました。私自身初めての観戦で、そのスピードに圧倒されてしまいました。また、レースの途中に海青(かいせい)中学校の生徒たちが、給水のボランティアをしたり、県名を叫んで応援したりするなど競技を支えていました。
当日の朝は雨が降っていましたが、しだいに雨も上がり、全国から来た多くの観戦者の声援が飛び交っていました。
(取材日：10月6日　取材地：波戸・名護屋特設会場)