唐ワンくんの唐津今昔物語150

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◆旧三菱合資会社唐津支店本館【佐賀県重要文化財(建造物)】
「旧三菱合資会社唐津支店本館」は、明治41(1908)年に石炭販売の拠点として現在の海岸通に建設されました。唐津の近代化の原動力となった石炭産業の歴史を現代に伝える建物で、県内でも数少ない貴重な明治時代の大型木造洋風建築であることから、昭和55(1980)年に佐賀県重要文化財に指定されました。
昭和55(1980)年からは歴史民俗資料館として活用していましたが、近年は老朽化により休館していました。そこで、令和4(2022)年度から魅力あふれる文化財として多くの人に公開することを目指して、保存整備事業を開始しました。現在は、文化財建造物としての価値を保つために必要な修理工事の事前調査や、市民の皆さんに安心して利用してもらうための耐震補強や活用方法などについて検討しています。令和7(2025)年度まで保存修理工事の設計を行い、令和8(2026)年度から修理工事を始める予定です。

◆特別公開(無料、事前申込不要)を行います
調査で分かったことなども紹介しますので、ぜひお越しください。
公開日時：11月23日(土・祝)、24日(日) 9時～16時
※臨時駐車場(10台)がありますが、公共交通機関をご利用ください。

問合せ：生涯学習文化財課
【電話】72-9171