◆次へのバトン~新たなスタート~
唐津市議会議長 笹山 茂成(ささやま しげなり)
新年明けましておめでとうございます。
市民の皆様には、希望に満ちた輝かしい新春をお迎えのことと、唐津市議会を代表いたしまして、心よりお慶(よろこ)び申し上げます。
旧年中は市民の皆様から、市議会に対しましてご理解とご協力をいただきましたことに、厚くお礼申し上げます。
4年の任期が満了となる本市議会の始まりは、新型コロナウイルス感染症の影響で、かつて経験したことのない未曽有(みぞう)の事態に直面し、経済活動の縮小や生活スタイルの変容に迫られ、さまざまな社会活動が制限されていました。議会においても将来を担う子どもたちへの対策、多大な影響を受けた経済への対策など多岐に渡り議論をしてきました。
コロナ禍(か)を経て感じたこと、それは、顔と顔を合わせ、表情や雰囲気を感じながら会話を交わすこと、そうした「当たり前」が「有り難い」こと、人と人とがつながっていくことが、地域の活力につながっていくと感じたところです。
さて、今年は「巳年(みどし)(へびどし)」であります。巳年は、植物に種子ができはじめる時期、次の生命が誕生する時期など、新しいことが始まる年になると言われています。
私ども5期目の議会は、今年2月5日をもちまして4年の任期を満了いたします。合併して20年、6期目となる次の議会へとバトンを渡し、本市の将来のまちづくりに向けて多くの議論が交わされることを期待します。
結びに、今年が市民の皆様の笑顔と希望に満ちあふれた実り多い1年となりますことを心から祈念申し上げまして、新春のごあいさつといたします。
◆「輝かしいふるさと唐津へ」
唐津市長 峰 達郎(みね たつろう)
新年明けましておめでとうございます。
市民の皆様には、おすこやかな良き新春をお迎えのことと、心からお慶(よろこ)び申し上げます。
昨年は、長年の懸案であった厳木工業団地への進出企業の決定や国道202号唐津大橋の4車線化着工など、今後の市の発展に向けて動き出した年でした。
また、SAGA2024(さがにーまるにーよん)国スポ・全障スポや将棋の王位戦の開催をはじめ、唐津くんちでは過去最大の64万人の人出を記録するなど、全国から多くの人にご来唐(らいとう)いただき、にぎわった年でもありました。
特にSAGA2024国スポ・全障スポでは、市町村合併から20年の節目の唐津市が、一丸となって取り組むことができました。市民の皆様に厚くお礼申し上げます。
市民生活への対応では、予約型の乗合タクシー「チョイソコからつ」の運行と移動型行政サービス「どこでも出張市役所」を開始したほか、唐津の観光発信の拠点と市民の皆様が集える憩いの場所として「新市民会館・曳山展示場」の整備に着手しました。
令和7年は、これから直面する人口減少や少子高齢化、脱炭素社会の実現に向け、安心・安全に暮らすことのできることはもちろん、子育て世帯から高齢者までのすべての世代が唐津に住んでいて良かったと実感できる唐津をつくりあげていきます。
結びに、唐津の発展と市民の皆様の幸せを願い「市民によりそう唐津」の実現に向けて取り組んでいきます。皆様のご理解とご協力をお願い申し上げますとともに、新年が皆様に良き年となりますよう心から祈念申し上げます。
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