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【特集】唐津コスメティック構想

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佐賀県唐津市

◎人と環境にやさしく、持続的で、地域資源と優れた技術を生かした国際的コスメティッククラスター(化粧品産業団体)を目指します

唐津・玄海地域を中心とする、佐賀県に美容・健康産業の集積地をつくることを目指す「唐津コスメティック構想」。人と環境にやさしく、持続的なコスメのまちとなるために、地域資源を生かした経済活動の活性化と、雇用の創出を目指した取り組みを進めています。

◆JCCがフランスで開催された国際展示会に出展
昨年10月にフランスのパリで、第10回「COSMETIC(コスメティック)360」国際展示会が開催されました。この展示会は、フランスの化粧品クラスターのコスメティックバレーが主催する世界最大級の化粧品関連の展示会で、今年は350社が出展し世界約70か国から来場者がありました。
昨年開催されたパリオリンピックにちなんだ「化粧品オリンピック」の企画では、14か国が集結し、国内のコスメティック構想の推進組織である(一社)ジャパン・コスメティックセンター(JCC)も日本を代表して会員企業と協同出展しました。JCCや地産コスメの情報発信、商取引のほか、各国の最新のトレンドや技術についての情報交換が行われ、今後のコスメティック産業の発展につながっていくことが期待されます。

◆コスメ構想と地産コスメ商品のPR活動
昨年11月、ふるさと納税サイト「ふるさとチョイス」運営会社主催の大規模なふるさと納税イベントが、横浜市内で開催されました。このイベントは、全国から約160の自治体が出展し、2日間で約15,000人が来場しました。唐津市のブースでは、人気返礼品の試食などのほか、唐津産コスメ商品のPRも行い、多くの人にテスターを試してもらうなど、品質を実感してもらいました。
今後も市内外で情報発信を行い、コスメティック構想や唐津産コスメ商品などの認知度と売上アップにつなげて、地域経済の活性化を目指していきます。

▽企業立地課コスメティック産業係の公式インスタグラムを開設しました!
市民の皆さんのフォローをお待ちしてます。
※二次元コードは広報紙6ページをご覧ください。

◆コスメ原料開発プロジェクトを進めています!
市は現在、人気ライフスタイルブランド「THREE(スリー)」を手がける(株)ACRO(アクロ)(ポーラ・オルビスグループ/東京都)と連携し、鎮西町で耕作放棄地などを活用したコスメ原料の開発プロジェクトを行っています。この度その原料加工施設として、ほ場(じょう)近隣の呼子町でTHREEの「唐津蒸留所」を建設することが決まりました。ここではTHREE特集としてこれまでの歩みを写真とともにお届けします。
※写真は広報紙7ページをご覧ください。

▽2022年10月…コスメ構想を推進する佐賀県・玄海町・JCCと連携して、(株)ACROとコスメ原料開発プロジェクトをスタート!
▽2023年3月…地元農家(鎮西町八床(やとこ)地区)が、耕作放棄地などをほ場として整備
▽2023年8月…ハーブの定植を開始!
▽2023年11月…(株)ACROが佐賀大学のコスメ産業学で講話
▽2024年2月…ほ場に「THREE Herb Garden KARATSU(ハーブガーデンカラツ)」と記載されたサインボードを設置
▽2024年4月…佐賀大学の学生が、ほ場で初めての定植(ていしょく)体験
▽2024年5月…ハーブ(ローズマリー)初収穫!
▽2024年8月…(株)ACROと地産素材活用連携及び進出協定を締結!
▽2024年10月…ほ場を順次拡大
▽2024年11月…「唐津蒸留所」建設に向けて、呼子町で古民家の予備解体が始まる
▽2025年夏頃…「唐津蒸留所」竣工(予定)

この取り組みから生まれた原料は、新たな付加価値として「THREE」の今後の商品に活用される予定です。(株)ACROとの連携により、地域資源を生かした地産化粧品原料の開発を推進し、持続可能な農業の実現や地域の活性化を目指します。

問合せ:企業立地課
【電話】53-7148

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