「赤十字活動資金」と「国内義援金」・「海外救援金」ってどう違うの?

45／48

日本赤十字社が募集している寄付には大きく分けて3種類あることをご存知ですか?
1つ目は「国内義援金」。国内で大規模災害が発生した際、日本赤十字社では皆さまから「国内義援金」を募り、全額を被災都道府県の義援金配分委員会に送金しています。その後、同委員会が立案した配分計画に基づいて、被災者の皆さまのもとへと義援金が届けられます。
2つ目は「海外救援金」。「国内義援金」が国内で発生する大規模災害を対象としているのに対し、「海外救援金」は海外での大規模災害や紛争時に、被災国の赤十字社が行う被災者支援活動に充てられます。主に、現地における救援活動や復興支援活動に使われています。
3つ目は「赤十字活動資金」。日本赤十字社の活動は、寄付者の皆さまに支えられています。この「赤十字活動資金」を財源として、日本赤十字社は災害時の被災者救援をはじめ、防災減災の普及啓発やボランティア育成等、さまざまな事業を行っています。
近年、国内で多発している豪雨災害などの風水害や地震。
こうした災害から“苦しんでいる人”を救うため、日本赤十字社は医療救護班派遣や救援物資(災害時用毛布、緊急セット、安眠セット等)の配分などの支援活動を行う機会が増加しています。
「赤十字活動資金」にご協力いただくことは、まさに“苦しんでいる人”に支援を届けることであり、人から人へ伝わる心のこもった支援になります。
皆さまの“想い”を、皆さまに代わり“苦しんでいる人”に届けられるよう、また、多様化する現代社会のニーズに合わせた人道支援を展開しています。
私たちの活動に終わりはなく、これからも皆さまのご支援を支えに続けてまいります。

問合せ：日本赤十字社佐賀県支部
【電話】0952-25-3108