男女共同参画通信～Gender Equality and Diversity～

3／63

■ワーク・ライフ・バランス「仕事と生活の調和」について考えよう
ワーク・ライフ・バランスとは、一人ひとりがやりがいや充実感を感じながら働き、仕事上の責任を果たすとともに、家庭や地域生活などでも、「趣味・学習・休暇」などを楽しみ、かつ「育児・介護」に関わる時間を十分に確保することで、仕事と生活の両方を充実させた「仕事と生活の調和」という考え方です。
性別や年齢に関係なく、長期的に能力を発揮し活躍するためには、心と身体の健康を保つことが不可欠です。しかし、現実の社会では、長時間労働などによる心身の疲労から体調を崩したり、仕事と子育てや介護など家庭生活との両立に悩んだりなど、さまざまな問題を抱えている方がいます。
長時間労働が続くと仕事の生産性が低下します。業務を効率化するために仕事にメリハリをつけるとともに、しっかり休養をとって、家族や友人たちと過ごしたり、趣味の時間を楽しんだり、自己啓発に励むなど生活を充実させることで、仕事の意欲を向上させ好循環をもたらすことができます。
また、固定的な性別役割分担意識にとらわれず、子育てや介護を家族と共に協力して行うなどにより、それぞれの希望に沿った生き方の実現にもつながります。
仕事と生活をどのようなバランスにするかは人それぞれです。それぞれが置かれた状況に応じて、多様な働き方や暮らし方を選択できる社会の実現に向け、皆さんも自らのワーク・ライフ・バランスについて考えてみましょう。

問合せ：まちづくり課　協働推進係
【電話】92-7935