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【温故創新】市長コラム

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佐賀県多久市

■今秋おもちゃ美術館がやってくる

市長 横尾俊彦(よこおとしひこ)
5月22日 記

ちょっと気が早い話かもしれませんが、今秋の多久まつりに合わせ、東京おもちゃ美術館が多久にやってきます。特定非営利活動法人芸術と遊び創造協会が運営する美術館で「親子で遊び、文化を伝え、世代を繋ぐ」をめざし、木製おもちゃを中心に子どもの心身の健やかな成長を願い、活動展開されています。
今年の多久市市制施行70周年にあわせ、移動型おもちゃ美術館である「木育キャラバン」スタイルで多久市に来訪され、ステキな空間を作って頂きます。今からたのしみです。
美術館といってもいわゆる館内で作品などを鑑賞するスタイルではなく、見て、触れて、遊んで、交流し、感動し、親子の絆を深めたり、新たな出逢いを見つけたりの活動が軸です。
理念として「赤ちゃんからお年寄りまでの多世代に向けて、豊かな出会いと多様な出番を有するミュージアムを目指します」と謳(うた)われ、クリエイティブな活動を展開されています。
先日、東京都内の本部を訪ね、開催中の「おもちゃまつり」も拝見しました。まさに「おもちゃと遊びに出会える祭典」で、わんさか人が集まって、笑顔と歓声がいっぱいでした。
多田千尋(ただちひろ)館長直々に熱心に案内説明をいただきました。お父上が始められた活動が歴史を超えて紡がれ広がる様子が素晴らしい。理念や願いのもとに始めることの大切さを改めてご教示いただき感銘しました。
全国におられるおもちゃ学芸員ほかの皆さんも駆けつけ、熱心で創意工夫いっぱいの対応と遊具・仕掛けも素晴らしい。
秋に向けて、そんな遊びと笑顔満載の空間創出を多久でも創造したいと願っています。
季節は水無月。雨の季節です。防災と健康にご留意ください。

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