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佐賀県多久市

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■4月18日[Thu]
孔子嫡孫・孔垂長(こうすいちょう)氏が見守るなか、春季釈菜を開催
「春季釈菜」(主催/公益財団法人孔子の里)が、孔子の79代嫡孫・孔垂長氏を招待し、多久聖廟で開催されました。孔子の直系嫡孫の参列は昭和52年(1977年)秋季釈菜に来訪された77代孔徳成(こうとくせい)氏以来47年ぶりとなります。
釈菜の前に聖廟周辺を見学。曲阜市から贈られた孔子像、大伯母である孔徳懋(こうとくぼう)女史が書かれた石碑などをご覧になりました。
垂長氏が見守るなか釈菜は始まり、伶人が雅楽を奏で、横尾俊彦(よこおとしひこ)市長らが扮する献官、祭官が厳かに儀式を執り行った後は、聖廟境内で釈菜の舞、参列生徒の唱歌、揚琴の調べ、孔子の里腰鼓が華やかに披露されました。
垂長氏は祖父、大伯母も目にした儀式を感慨深くご覧になり、子どもたちによる釈菜の舞など最後まで見学されました。

▽孔垂長氏からご挨拶をいただきました
北京で横尾市長に初めてお会いして10年以上が経ちます。この間、市長の度重なる温かいご招待のおかげで本日ようやく多久市を訪問でき、祖父の足跡をたどる機会を得ることができました。
多久市の孔子廟では300年以上にわたり、毎年春と秋に釈菜が行われていると聞いています。祖先である孔子とその弟子を祀り、論語を学び、その文化を継承されていることに深く敬服し、心から敬意を表します。
現代社会は物質文明が高度に発達する一方で、さまざまな問題を引き起こしています。孔子の教えは現代社会に依然として大きな意義をもち、文明がどれほど発達しても、テクノロジーがいかに進歩しても、私たちは基本的な倫理と道徳、信念と価値観を維持することが必要です。
最後になりますが、多久市の文化が世界中に広がることをご祈念いたします。

■5月1日[Wed]
多久市市制施行70周年記念式典
多久市市制施行70周年を祝し、中央公民館で記念式典を挙行しました。
式典では、横尾俊彦(よこおとしひこ)市長が「炭鉱の隆盛とともに発展の歩みを進めた多久市は、エネルギー政策転換以降は財政を見直し、今では総合計画を基本に市政発展へと努めています。教育面では、ICT教育の義務教育部門で2年連続の全国1位をいただきました。これまでいかなる時も支えてくださった市民のみなさんに感謝し、未来への飛躍をめざします」と式辞を述べました。
市政功労者表彰(受賞者は4ページに記載)の後、来賓の山口祥義(やまぐちよしのり)佐賀県知事から「これまで草場佩川(くさばはいせん)や高取伊好(たかとりこれよし)など、数多くの偉人を輩出してきた多久市は、長きにわたって教育に力を注ぐ素晴らしい地域です。文化・スポーツ面でも目覚ましい活躍の数々を聞き及んでいます。土地柄や歴史を生かすにも、やはり人がすべてです。これからも人を大切にされ、多久市がより一層盛り上がることを心から願っています」と祝辞をいただきました。
さらに、考案されたロゴマーク216点の中から最優秀賞および優秀賞を受賞された生徒4人の表彰を実施。式典後には多久ミュージカルカンパニーによる舞台が披露され、市制施行70周年をお祝いしました。

■5月12日[Sun]
JR九州ウォーキング開催!
多久市市制70周年記念事業の一環で、JR九州ウォーキング(主催/佐賀鉄道事業部、共催/多久市・多久市教育委員会)を開催しました。
当日は雨の中、レインコートや傘をさした参加者がJR多久駅を元気に出発。冨永(とみなが)ボンドさんのアートスタジオや国スポ施設など7つのスポットが点在した7.7kmを歩き、多久の「今」を体感しました。
市外からの参加者は「多久市はたくさんのアート作品があふれていて素晴らしいと思いました。国スポが開催される新たな施設も見学し、とても楽しかったです。知らなかった多久市の良さを発見できました」と笑顔で話されました。

■5月1日[Wed]
市政功労者を称える
多久市市制施行70周年記念式典に際し、長きにわたって市政に貢献されたみなさんを表彰しました。受賞者を代表し、平石定吉(ひらいしさだよし)さんが「記念すべき市制施行70周年の日に表彰を賜り、感謝に堪えません。これからも今回の受賞を励みに、それぞれの職務に精進いたします」と謝辞を述べられました。
受賞者は以下のとおりです。(敬称略)
※詳しくは本紙をご覧ください。

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