危険な暑さとコロナ再流行
市長 横尾俊彦(よこおとしひこ)
7月23日 記
暑い。熱い。とにかくあつい。
温暖化とはいえ「危険な暑さ」頻発の今夏の暑さはもの凄い。
北部九州梅雨明けの7月22日は関東甲信地方で気温40度級の酷暑。中期予報でもこの先も猛暑が続きそうです。
8月は令和元年・3年に大雨被害発生だっただけに今月は雨にも要注意です。技術革新で線状降水帯予報も可能になりました。スマホで雨雲レーダー等を確認できます。それらも活用し自分と家族を守る行動をお願いします。平時の備えが肝心です。
7月26日開幕のパリ五輪や高校野球で熱気も高まり、夏の感染症が増えるお盆の月です。本気で体調管理が最重要です。
気になるのがコロナ感染者の増加です。オミクロン株の新変異株による感染拡大とみられます。7月第2週は前週の1.5~2.0倍の感染急増中です。
でも、いたずらに恐れる必要はなく対策が肝心です。マスク着用・うがい・手洗い・手指消毒・換気をはじめ、睡眠確保・栄養摂取・休養も忘れずに。
水分摂取も重要です。一般男性では体重の約6割は水分、新生児では約8割といわれます。水分不足は健康を損ないます。血液濃度が高くなると脳梗塞などを誘発する可能性もあります。だから適切な水分補給は必須です。できれば塩分ミネラル補給も必要で、不足すると震えや不調を発症します。
猛暑対策として体温のクールダウンも大事。報道で警鐘も鳴らされているようにエアコンの適切な利用等が大切です。猛暑の日中はクーラーのある施設等で涼むのも一策でしょう。今後はクーリングシェルターとしての協力も広げたいと考えます。ご理解ご協力をお願いします。
先祖供養と家族の絆を高める穏やかなお盆を念じています。
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