思うことから始まる
市長 横尾俊彦(よこおとしひこ)
1月22日 記
この季節、2月と言えば節分があります。節分がくる度に日本人の知恵を感じます。
たとえばお正月に「一年の計は元旦にあり」よろしく、事始めしたくなります。でも、なかなか上手くいかず、実行できず時間経過することがあります。
まるでそれを予知していたかのように「もう一度発願してみたら」とチャンスを与えてくれるのが節分ともいえます。節分からの新たな運気に、改めて発願し、事を始めてみる。これお勧めです。
人生には上り坂も下り坂もあり、まさかの坂もあります。個々の出来事に一喜一憂せず、めざす星を見つめ、あきらめず、あわてず、あせらず、コツコツ努力すれば成功への道筋は確かなものになっていくはずです。
万事のスタートは願うこと、思うことからです。思わなければ叶いません。願うからこその努力を地道に続けていける。
成功者たちのスタートは発願からです。こうしたい、こうありたい、と願い思う心。そして必要な努力を必ず実践する。
野球で活躍し、日本人初で米国の野球殿堂入りを果たしたイチロー選手。その卓越した実績や他との違いは何でしょうか。たとえば、就寝前にバットの素振りを行うと決めたら、必ず毎晩行ったそうです。怠らず休まず黙々と実行し続けたのです。その意志力・努力が肝心です。
ドラえもんのテーマソングには「こんなこといいな、できたらいいな…」とありますが、思うことが原点です。願う気持ちが明日を創ります。できることから事始めしましょう。
そうそう2月14日はバレンタインデー。感謝を伝える日でもあります。身近な大切な人にありがとうの心を添えた贈り物も良い事始めになりそうです。
そして頑張れ受験生!
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