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議会だより-一般質問(4)-

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佐賀県大町町

■マイナカードとコロナワクチンの現状(進捗)と課題 江口正勝
▽議員
(1)大町町の進捗状況。
町民の何割がマイナカードを作ったか。町民の何割がコロナワクチンを接種したのか。加えて、町長及び町職員のマイナカード作成率とワクチン接種率は。
(2)マイナカードとコロナワクチン接種の目的。
マイナカードはデータのデジタル化により行政手続きのスピード化が推進されるとされているが、紐づけの間違いやデータの流出などで個人情報が損なわれるという危惧がある。大町町では、どのような対応策で臨んでいるのか。健康保険証の紐づけをどう思うか。
コロナワクチンは、先進諸外国では治験中のワクチン接種には後遺症の発生や免疫力の低下など様々な問題があるとのことで接種の中止や抑制を行っているが、日本だけは接種を推進している。本当に安心安全なのだろうか。

▽町民課長
(1)町民のマイナンバーカード交付率は、令和5年7月末現在79・8%です。また、町職員のマイナンバーカード申請率は100%です。
新型コロナワクチン接種が開始された令和3年4月から令和5年8月までに1回以上ワクチンを接種された人は5182人、約87%の人が接種をされています。
また、町職員のワクチン接種率については、把握していません。
(2)マイナンバーカード取得は、各人の任意になっていますが、個人情報に配慮しながらミスが無いよう対応してきたところです。
健康保険証との紐づけについても、各人の任意となっていますので、特定個人情報保護に努めながら事務を行っています。

◆生活困窮者への支援の拡大について
▽議員
(1)多くの年金生活者が、働ける人は老体にムチ打ちながら働いている。
では、健康上の問題等で働けない人はどうする。本来は国が支えなければならない問題だが、各自治体でも出来ることはないのか。
(2)物価高の中、生活困窮者に対する町の助成は多くの町民の支持を得ている。
ただ問題は、それが一過性のものであり継続性が薄いという点。本当に生活に困っている人に対して、「定期的に援助する」ことは可能か。予算の問題もあるが、例えば、国民年金生活者に対して、生活保護世帯との差額分を助成するなどの生活支援が出来ないか。

▽町長
ご質問については、一般事務の範囲を超えており、答弁は控えますが、政策提案の部分もあるかと思います。
ただ、提案されたことについては、町の果たすべき責務、適切な財政運営等の観点から、現時点では考えていません。

◆町長おまかせ予算の実績について
▽議員
町長は、「町長対話室」を開いて町民の切実な相談(陳情)に応じておられる。どういう相談(陳情)を受けて、それをどのような形で「町長おまかせ予算」に活かされて来たのか、その実績を知りたい。町民からも「おまかせ予算の中身を知りたい」という声が上がっている。

▽町長
町長対話室は、平成28年の開始から今年の8月末までで合計145回行っています。
お尋ねの「町長おまかせ事業」のみについて申し上げますと、具体的な事業は、継続事業として、ふるさと大町納涼まつりや花火大会、地域の絆づくり事業、絆サンマ祭り事業、大町町・サガン鳥栖絆連携事業などです。

◆町道城山・浦田線の速度制限と道路標識について
▽議員
ひじり乃湯から川崎整形外科までの道路(町道城山・浦田線)は、曲がりくねった道路や住宅が林立して見通しが悪い四つ角があり交通事故も生じている。
また、散歩道としても利用されており、利用者からは「かなりのスピードで側を通り過ぎた」との危険視する苦情も伝えられている。警察とも連絡を取り、制限速度(30~40キロ)の設定や道路標識の設置が必要と考えるが、対応は可能か。

▽総務課長
過去の事例から、議員がご質問された道路の速度規制は可能かと思われますので、早速、規制に向けての協議を行いたいと考えています。
次に、見通しが悪い交差点の話ですが、ここは南北に通る町道大谷口線側に一時停止の規制があり、停止線は引いてあります。双方の路線に同時に一時停止の規制をかけることは出来ませんので、停止線は一方側にひくこととなります。
対策としては路面にペイントを施すなど、より安全性を高めるための検討はしていきたいと思っています。

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