皆さま、こんにちは。
新年度を迎え、巣立ちや別れの季節から新たな出会いが始まる季節へと移りました。
3月には、白石高校、ひじり学園の卒業式に参列する機会をいただきましたが、子どもたちの巣立つ姿は、何度経験しても感慨深いものです。
高校の卒業生答辞では「自分を信じて歩んでいく…」という言葉が聞かれ、心に響くとともにとても頼もしく思えました。
子どもの成長発達の過程において「自分を信じて歩む」ことのできる「私」であるためには、「自分がかけがえのない存在」として愛され、受け入れられ、認められると自身が思えることが重要です。他者から大切に思われる自分の姿は、自己肯定感や自分の気持ちを相手に表現しようとする意欲を育み、自信へとつながっていきます。
答辞は「これからも温かく見守ってください」との願いを込めた言葉で締めくくられていました。
子どもたちの歩む道のりや歩み方はそれぞれでしょうが、「自分」を大切に思いその歩みを信じて進もうとする姿を、私たち大人はしっかりと受けとめ、心からエールを送り続けていきたいものです。
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