こんにちは、大町町地域おこし協力隊の公門です。
3月31日をもちまして、大町町地域おこし協力隊を退任いたしました。
2020年10月より着任し、3年と6か月大町町の方々には大変良くしていただき、お世話になりました。
これまでを振り返ると本当に色々なことがあったなと思い出します。
防災・減災担当として着任し、被災された方々の相談対応やこれから災害に強い町を皆さんと作っていこうと意気込んでいた矢先に令和3年佐賀豪雨が発生しました。
発災直後に町の中や交流のある住民の方の自宅に伺わせていただき、被害の状況を目の当たりにした時は、災害担当として取り組んでいても自然災害にあらがえない無力さにとても悔しい思いをしました。
しかし、被害に遭われた皆さんがまた頑張ろうと前に進もうとしている姿をみて、僕自身が力をいただき全力で支援対応に取り組ませていただきました。
また、災害という経験を負の経験に終わらせないようにと地域サロンや防災講座、支援団体との連携などさまざまな活動を実施させてもらいました。突拍子も無いことや理解し難いこともあったと思いますが、皆さんが快く受け入れてくださり、協力いただいたことでこれまで継続してこれました。
災害に備えるということは、簡単なことじゃないなと感じます。
いつ身に降りかかるか分からないものに囚われ過ぎることは良くないと思いますが、何かあってからでは遅いというのが自然災害だと思います。
これからは違う立場になりますが、お世話になった大町町のためにも災害対応に取り組み続けていきたいと考えていますので、大町町民であることは変わりません。
これまでの経験を通して大町町がより安心して暮らし続けたい、住んでみたいと思ってもらえる取り組みをしていきますので、今後ともよろしくお願いいたします。
お世話になった方々へ直接ご挨拶したいのですが、何せお世話になった方々が多いのでこちらにて退任のご挨拶とさせていただきます。
本当にお世話になりました。ありがとうございました。
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