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はたちの門出を祝う 令和7年おおまちはたちの集い

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佐賀県大町町

■令和7年1月4日(土)
新春の穏やかな日差しのなか、町公民館で「おおまち・はたちの集い」が行われました。
会場には、真新しいスーツや色鮮やかな振袖に身を包んだ20歳を迎えた成人が集い、再会を喜びながら旧交を深めていました。
今回の特集では「おおまち・はたちの集い」の様子を紹介します。

■はたちの節目を祝福
式では、水川町長をはじめ、恩師や来賓から祝福の言葉が贈られました。また、出席者を代表して井上蓮斗さんが「私たちは、はたちを迎えたばかりで、社会人としてはまだまだ未熟です。社会に出て働いている人、学生として勉強中の人、まだ将来の道を迷っている人、さまざまです。しかし、はたちを迎えた今、大人としての自覚を持ち責任ある社会人として歩んでいく決意をここに誓います。どうかこれからも温かい目でご指導ご鞭撻いただきますようお願いいたします。」と謝辞を述べました。
その後、福田日向さんと鹿子嶋麗さんが、はたちになった自覚と抱負について、堂々と意見発表を行いました。若々しくも立派に成長した姿に、会場内から惜しみない拍手が送られました。



私は現在、専門学生となりしみじみと感じることがあります。中学高校と違い、学校の手続きや連絡事項、または学校とバイトの両立がとても大変だと気づかされました。これからはもっと自分一人で何でも判断していかなければなりません。私たちは既に一人前になるべくスタートを切っています。これからそれぞれの夢や目標に向かって日々努力し、頑張っていきます。これまで通りでは見えない景色や壁があると思いますが、私たちはこれからたくさんのことを素直に受け入れ、噛みしめ、時には何が正しいか間違いかの選択をすることがあります。その選択を見極めながら、歩みを進めていきたいと思います。


私は現在、保育園生のころからの夢であった看護師になるために、日々勉強しています。「命を救う」という仕事は多くの責任が伴い、ちょっとしたことで間違いを起こすと、患者さんが命の危機に陥ってしまうことがあります。正直、つらいと思うことや投げ出したくなるようなことが多々あり、現実は自分の思うようにいかず、子どものころに思い描いていた「大人」へはまだまだ遠いと実感します。今努力したことはいつか必ず身になると信じて、将来の自分がいつかの自分に後悔しないように、今目の前にあることを精一杯頑張っていきます。
これからもたくさんの方々にお世話になると思いますが、感謝を忘れず、日々努力して自分の人生を切り開いていきたいと思います。そして、責任感のある大人になれるように精進してまいります。

■おおまちのはたち2025
対象年代:2004年度(平成16年度)生まれ(平成16年4月2日~平成17年4月1日生まれ)
該当者数:76人(男性35人、女性41人)
出席者数:55人(男性29人、女性26人)

▽はたちの皆さんが生まれた2004年の出来事
全国・海外:
・アテネ五輪が開催され谷亮子や北島康介が活躍し、史上最多の金メダル16個獲得
・マリナーズのイチロー選手が年間最多安打記録(257)を84年ぶり更新
・米大統領選でブッシュ氏が再選
大町町:
・農道28・31号線開通
・小通地区で収穫した新穀を新嘗祭に献上

■はたちへ送る式辞
「ひるまず一歩ずつ」
福沢諭吉先生は、「進まざる者は必ず退き、退かざる者は必ず進む」という言葉を残しました。「前進しない人は必ず後退し、後退しない人は必ず前進する」というポジティブな生き方への教えです。
皆さんには、これからも「辛い経験」(2度の水害、コロナ禍など)を「人生の糧」として、何事にもひるまず、前を向いて、力強く、逞しく、一歩一歩進んでいっていただきたいと願っています。
ただ、皆さんには十分に時間があります。無理をせず、迷ったときには、必ず立ち止まり、一息ついて、まずはできることから、少しずつ取り組んでいきましょう。
大町町長 水川一哉

■交流会
第2部では、実行委員会の企画による交流会が行われました。小学校時代の恩師へ花束贈呈やタイムカプセル(10年前に書いた自分あてへの手紙)の開封などが行われ、また会場には当時の写真が展示され思い出話をするなど楽しいひと時を過ごしていました。

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