~大町ひじり学園は地域と共にある小中一貫校です!!〜
■いのちを学ぶ教室
12月17日(火)に一般社団法人ONESTEPさんによるいじめ撲滅事業としてプロレスラーによる「いのちを学ぶ教室」を開催していただきました。ONESTEPさんは令和元年と令和3年の大町での大雨災害の際に被災地支援活動および、避難所や学校への慰問活動、マスクの寄贈など親身になって取り組んでくださった団体です。今回、講演で自分たちもいじめに遭ったり、SNSによる心無い言葉で傷ついたりした過去のことや、そこでプロレスと出会い立ち直った経験を話されました。そのことから、何か打ち込めることを見つけ、自分自身を高めていって欲しいと各々話されました。その後、自分たちの立ち直る力となったプロレスを興行していただきました。児童の中にはリングに投げられる時や技を出すたびに出る音が凄くて、途中、怖くなって退出する子もいましたが、後でレスラーが教室を回り、話をしたり、給食を一緒に食べたりした際には、サインを求める子どもたちの長蛇の列ができていました。
■あいさつの防犯力
先日、佐賀新聞の「ろんだん佐賀」に上記の見出しで文が掲載されていました。投稿されたのは千葉県に生まれ21年から唐津に住まわれている平川登紀さん(航空保安研究者)です。北海道芽室町の例をとり、「芽室町では地域の大人が子どもにいつも声をかけているから、子どもは自分たちにとって大丈夫な人とそうではない人を区別できる。『おかえり。気を付けてね。』この単なる声掛けが地区の防犯力を高めている。このコミュニティー力は子どもたちを守り、ひいては大人たちも安心して暮らせる社会を作ります。監視カメラ等の防犯装置はお金がかかりますが、挨拶はタダ。いつも挨拶をしているからこそ、子どもたちは知らない人を認識できるようになり、万一の際、安心できる大人を見分け頼ることができるようになります。」と書かれていました。
大町も小さい町だからこそ、「ながら見守り」等を通して、大人から子どもに積極的に挨拶をし、お互いが顔見知りになる。そうして挨拶が飛び交う町になれば良いと願います。
詳しくは:教育委員会事務局学校教育係
【電話】82-3177
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