最近こんなことはありませんか?料理が面倒、入れ歯が合わない。毎日同じような物ばかり食べている。思い当たる人は低栄養に注意が必要です。
低栄養になると、図のような悪循環に陥ってしまうこともあります。高齢期の低栄養は寿命に直接かかわるため、予防が大切です。
●低栄養になる原因とは?
1 誤った「粗食志向」
メタボ対策として、野菜中心の食生活を送っていませんか?また、魚ばかり食べて肉を敬遠していませんか?高齢になってからの粗食は、低栄養に直結します。
2 食欲が湧かない
病気のために食欲が湧かないという人は、原因となる病気の治療を優先しましょう。薬の副作用で食欲が落ちることもあるので、主治医と相談してください。家に閉じこもりがちな人は、体を動かさないことでお腹が減らないのかもしれません。まずは散歩から始めましょう。
3 しっかり噛めない
入れ歯が合わない、歯周病が悪化して歯茎が痛いなどの理由で、食べ物をしっかり噛むことができない人もいます。このことが、食事を面倒にしている原因かもしれません。歯科医院での定期的なチェックと治療で改善しましょう。
●76歳歯科健診(歯あわせ健診)のご案内
令和5年度に76歳になる人を対象にした歯科健診「歯(し)あわせ健診」を実施しています。
対象者:昭和22年4月1日から昭和23年3月31日までに生まれた人
健診内容:歯・粘膜・顎関節の状況、かみ合わせや義歯の状態確認、飲み込みテスト、頬のふくらまし検査など
実施期間:令和6年3月31日(日)まで(ただし、医療機関の休診日は除きます)
費用:無料(約5千円の健診費用を広域連合が負担することで無料となっています)
※健診受診後に治療が必要な場合の治療費は有料です
実施場所:佐賀県内の歯科医院(一部受診できない機関があります)
※事前に歯科医院に電話予約が必要です
対象者には4月に受診券を送付しています。紛失された方や詳しくお知りになりたい方は、お問い合わせください。
問い合わせ先:健康増進課 保険係
【電話】67-0753
<この記事についてアンケートにご協力ください。>