■ノロウイルスに要注意!
食中毒は1年を通して発生しており、特に冬の時期はノロウイルスに注意が必要です。11月くらいから発生件数が増えはじめ、12月~翌年1月がピークになる傾向があります。
感染経路:加熱不十分な二枚貝などの摂取や感染者のおう吐物などからの経口感染、感染した人の手から食品や調理器具を介してうつることもある。
症状:
吐き気、おう吐、下痢、腹痛など
乳幼児、高齢者、抵抗力が落ちている人では症状が重くなってしまう場合もある。
◆予防の4原則
「持ち込まない」
「つけない」
「やっつける」
「ひろげない」
○ノロウイルスを「持ち込まない」
調理をする人が感染していると、調理した食品を食べる人に二次感染してしまいます。
ふだんから感染しないように、丁寧な手洗いや日々の健康管理を心がけ、腹痛や下痢などの症状があるときは、食品を直接取り扱う作業は控えましょう。
○ノロウイルスを「つけない」
食品や食器、調理器具などにノロウイルスをつけないように、調理などの作業をする前後の「手洗い」をしっかり行いましょう。
○ノロウイルスを「やっつける」
食品に付着したノロウイルスを死滅させるためには、中心温度85℃~90℃、90秒以上の加熱が必要です。調理器具も洗剤などで十分に洗浄した後に、熱湯(85℃以上)で1分以上加熱するか塩素消毒液などで消毒しましょう。
○ノロウイルスを「ひろげない」
ノロウイルス感染が身近で起こったときは、感染をひろげないために食器や生活環境などの消毒を徹底することやおう吐物などの処理の際に二次感染しないように対策をすることが重要です。
★感染を拡大させないために、しっかり対策していきましょう!
問い合わせ先:健康増進課 健康づくり係
【電話】67-0753
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