◆学校教育目標
郷土を愛し、自ら学び、仲間とともに伸びる生徒の育成
◇「グローバル教育(3年生)」
国際基督教大学高等学校3年生 杉田 優樹さん
2月16日(金)、英語の授業時間を活用して、高校3年生の杉田優樹さんによる講演とワークショップを開催いたしました。優樹さんの祖父である杉田進さんは、太良町で「ご縁クラブ」を主催されています。今回、本校の地域コーディネーターである川島さんと杉田さんとの“ご縁”で多良中学校3年生が大興奮した出前授業を開催する機会を得ました。大変感謝しております。東京に戻られた後、優樹さんから、お手紙をいただきました。今回は、その文面をご本人の許可を得て掲載しています。
国際基督教大学高等学校3年、学生団体LimitFree代表の杉田優樹です。今回は太良町立多良中学校にお招きいただき、「高校生の可能性は無限大!自分の常識を覆し、夢に向かうには。」というテーマで講演、そして会の後半では「将来の夢を見つけるための一歩を踏み出そう!」というテーマで普段中高生に行っているLimitFreeワークショップの内容を一部抜粋してお届けしました。前半の講演では自身の韓国での中学時代から高校入学、そして卒業間近の今までどのような挑戦・失敗・出会いを経て将来の夢を育んできたのかを紹介しました。それを踏まえて、「勉強」を好きになり伸ばすためのマインドセット、私自身がアメリカの大学に進学して取り組みたいこと、など高校生になる3年生のみなさんに少しでも刺激になれたらという想いでお話をしました。特に、まとめポイントとして、(1)夢がなくとも焦らなくてよい(2)「高校生だからできない」という考え方をやめ、「とりあえずやってみる精神」を持つ(3)人との出会いを大切にして一歩ずつ進むということを強調しました。行動の初歩こそ最大の挑戦、しかし一歩踏み出せばあとは流れに身を任せるのみです。後半のワークショップでは、自身の職業適性タイプを診断する「RIASEC分析」を実施し、結果をもとに探究活動の目標立てから最初の一歩(5分でできるアクション)の計画を立てることまで、大学受験を越えた自分探しへの第一歩を踏み出すのに必要なステップを体験してもらいました。私自身、東京外の学校での初めての講演andワークショップでドキドキしていましたが、生徒のみなさんが集中して聞いてくださる姿は嬉しかったですし、ワークショップ時には盛り上がっていい雰囲気を作っていたりととても楽しく貴重な経験をさせていただきました。本当にみなさんの可能性は無限大だなと感じましたし、また会いたい気持ちでいっぱいです。帰宅後も生徒さんから嬉しいメッセージを多数いただき、本当にこんな機会をいただけて私自身大きな刺激になりました。今後とも生徒のみなさんの更なるご活躍をお祈りすると共に、今回作ることのできた繋がりを大切にしていきたいと思っています。どうもありがとうございました。
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