第66回九州地区スポーツ推進委員研究大会

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太良町スポーツ推進委員　井手　博紀

1月20、21日に長崎県の島原復興アリーナにおいて九州地区スポーツ推進委員研究大会が行われ、九州各地区から約2000人のスポーツ推進委員が集まり、太良町からは9名が参加しました。
今大会のテーマは「スポーツの力は無限大」〜だいでん、どこでん、いつまででん〜と題し、SDGsが掲げる持続可能な共生社会の実現のためにはスポーツの力は必要不可欠であることや男性でも女性でも健常者でも障がい者でも、また、子どもから高齢者まで誰でも何処でもいつまでも取り組めるスポーツの力は無限大であるという思いが込められています。
1日目にスポーツ推進委員功労者表彰と特別講演、2日目に基調講演およびシンポジウムが行われ、功労者表彰には太良町からも2名受賞されました。特別講演では、元プロサッカー選手、サッカー指導者で、現在はJリーグ・V・ファーレン長崎の取締役兼CROを務められている〝アジアの大砲＂の愛称で活躍された高木琢也さんが「壁は学ぶことで超えられる」という演題で学生時代から現在に至るまでの自身の体験談などをお話しになりました。講演場所が高木さんの地元島原ということもあり国見高校在学中の恩師である小嶺忠敏元監督とのスパルタ練習や裏話なども話され時間を忘れるくらいでした。
2日目のシンポジウムでは、『人が煌めき、街が輝く』スポーツはその原動力たれ〜スポーツ推進委員はどのように関われるか〜というテーマで日本体育大学体育学部教授の荻浩三氏ほか3名による事例発表が行われ、質疑応答では会場参加者から多くの意見が出されるなど、有意義なシンポジウムとなりました。
いよいよ今年の夏には「パリオリンピック・パラリンピック競技大会」秋には「SAGA2024国民スポーツ大会・全国障害者スポーツ大会」が開催されることもあり、地域におけるスポーツ活動への関心が一層高まり、大いに盛り上がると思います。
太良町でも町民一人一人が気軽にスポーツをしたり・見たり・支えたり・知ったり出来るような取組みやお手伝いをしていきたいと思いますので、これからもスポーツ推進委員の活動にご理解頂き、ご協力をよろしくお願いします。